【wrwrd】幹部様の拾い人。【男主】

4冊 ページ5

「は、え、、えと、？？ 」

『いや、せやからなんで君ここに居るん??』


いやぁ、逆に何で此処に貴方がいるんですか。

え、しかも1人で、、書記長のトントン様が、？

怖いなぁ、何でいるんですか。

あ、もしかして新種のドッキリとか？？

いやぁ、やめて欲しいな。こんな子供をさぁ！！


『おい、君話聞いとるん？？』

「ええ、あ、はい。聞いてます」


『えっと、まず君何て名前なん。』



「え、ああ。Aと言います。」

『おん。じゃあ、Aくん。家まで送ってたるわ。親御さんも心配しとるやろ、、』

おーっと、まずい展開だ。

今家に帰っても僕の親が居る確率0%！！

流石の幹部様やから普通子供を家に届けたなんてあれば、親も一緒にお礼するだろう。

だが、今親はいない。

ん"ー。あ、親が仕事で遅いということにしようか。

だが、この国では小さい子供がいる家庭では夜遅くまで仕事することを禁止されている。

まあ、現にいう小さいに僕は確実に入っている。

んー、、、

えっと、じゃあ、帰り方が分からない。これだ！！

「僕、帰り方わからないです、、」

『え、、君迷子なん？？』

いや、違います。めっちゃ帰り方知ってます。

『ん"ー、せや、じゃあ、ロボロにでも調べさせて、道教えてもらおか。』

そう言って、トントン様はインカムのスイッチを入れた。


え、、ロボロって、、この国の情報やら色々と握っている。あのロボロ様？？

いやいやいやあかんあかんあかん。

そんなの、すぐ家バレして即out。

もう僕の選択肢はないのですか、、


くっそ、こうなったら、、

「あ、、あのトントン様！！家の道思い出したんで帰ります！！では、、」


そう言って全速力でその場を離れた。

相手が引き止めてたのも知らずに

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