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私の名前は小松原 乃香。小学5年生!
私のクラスでは今、占いとか小説を作って投稿する、「占いツクール」っていうサイトが流行ってる。
多分全員やってるんじゃないかな..
みんながやってたから私も始めたんだけど、なかなか伸びない。
オリジナルだと書きにくい...二次創作のほうが伸びるのかなぁ..
でも怖いなぁ...なんて思ってたら授業が終わり、休み時間になった。
やば、話聞いてなかった...
でも平気でしょ!
と、のんきに占いツクールを開く。
コメント...どころか評価もない。
やっぱり向いてないのかな...
でも諦めたら終わりだもん!きっとそのうち人気になる!
そんな思いで今日も書く。
「おー、乃香、今日も頑張るねぇ..別のストーリーに切り替えればいいのに。」
頑張って書いていたら話しかけられた。声のする方を見ると、由利がニヤニヤしながら見ていた。
由利は、私の友達。親友..とまでは行かないかな..ちょっと上から目線の態度の子。
別に嫌じゃないからいいんだけど。
由利も、「ゆりまめ」という名前で占いツクールをやってる。かなりの人気作者。
オリジナル小説を何本も書いている。
「でも頑張って書いたから。人気になるためにやってるわけじゃないし。」
(もちろん人気になりたい気持ちはあるけど..趣味だし..)
すると由利は「ふーん」。と言いながら少しうつむいて、こう叫んだ。
「ねぇ、みんな!!占いツクール選手権やらない?一日のhit数が1ポイント、コメントが5ポイントで、合計ポイントが一番多かった人は次の日、クラスの中で一番偉い人になれるみたいな!どう?」
と。
クラスの反応は、「いいね!」「やろやろ!」ばかり。
でも、私はあんまり賛成できなかった。
それじゃ、由利は無敵じゃないか。由利の作品は毎日コメントも沢山、hit数も平均200以上。
でもこんな賛成ばかりに反対したら...怖くて何も言えなかった。
で、結局やることに。
参加制だったけど、私は由利にほぼ強制的に参加させられた。
ここから、私の嫉妬と焦りからなる、転落物語が始まったのだった。
<選手権のルール>
・対象は小説のみ。ポイントにはならないが、小説以外のものを作るのはOK。
・hit数が1つにつき、1ポイント、コメントは5ポイント。(自分の返信コメントは除く)
・hit数は自分のものもカウントされるが、過剰に見て増やすのは禁止。
・ポイントが一番多かった人は次の日、誰か一人に1つだけ命令ができる。(無理な命令は禁止)
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コケテラニウム(プロフ) - あああ闇だ。自分も気をつけます。というかこのシリーズすごく好きです。 (2022年5月31日 0時) (レス) @page8 id: e18cd3a586 (このIDを非表示/違反報告)
ねこもちのいえ(プロフ) - えむえいかさん» 闇ですね・・・ (2022年5月22日 10時) (レス) id: 3cca1a5a1d (このIDを非表示/違反報告)
えむえいか - 闇だ… (2022年5月17日 20時) (レス) @page5 id: 1d192b5b3f (このIDを非表示/違反報告)
霊夜真(プロフ) - ねこもちのいえさん» 大丈夫? (2022年5月4日 10時) (レス) id: 654d3a996f (このIDを非表示/違反報告)
ねこもちのいえ(プロフ) - wwホントに最近更新できないw (2022年5月4日 10時) (レス) id: 3cca1a5a1d (このIDを非表示/違反報告)
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