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*片想い13 ページ15













「え......」








後ろで沖田くんの声が聞こえ、慌てて振り返る。








そこにはぎこちない表情の彼。









「沖田くん、」













私は否定するのも忘れて、沖田くんをただ見つめる。













彼も、まっすぐ私を見る。













2人の間になんとも言えない沈黙が続く。














すると、近藤くんがその雰囲気を打ち消すように言った。











「やっ、やだなぁ冗談だよ〜。やぁAちゃんったら参った参った〜、がっはは!」











そしてそのまま廊下の突き当たりまで行くと......














ダッ









全力で逃げた。.....って、












「ちょ、まってええ近藤くんんんんんん!!!!」















私をこの空間に置き去りにしないでえええ!!!!













私の願いも虚しくゴリラは消え去り、廊下に残されたのは私と沖田くん。


















「おい」









後ろで聞こえる沖田くんの声に、ビクッと肩を揺らす。








「な、なに?」















私は振り向かずに答える。今顔を見たらやばい。
絶対に顔を見られないようにと、意地でも前を見る。













沖田「なんでこっち向かねえんでィ」
















痛いとこ突いてくるなぁ。
















顔を見なくても、私の顔は既に熱を持ち始めていた。








「べ、べつにいいじゃんどっち向いてたって。」









だいぶ無理がある。と、自分でもつくづく思っていると、肩に手を置かれた。














「なっ」












ビクッと肩を揺らすと同時に、肩を引かれ気づけば私は沖田くんの方を向いていた。










「っ〜〜!」












私の頭は熱で壊れる寸前。









私の目の前には、以前好きな人のことを聞いてきた時の、真剣な表情の沖田くんがいた。

















*片想い14→←作者より



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設定タグ:沖田総悟 , 銀魂 , 3Z   
作品ジャンル:アニメ
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2次元の住民 - 沖田くーんって発狂しそうになった( ´艸`)これからも更新頑張ってください! (2020年4月7日 17時) (レス) id: ab2e31f108 (このIDを非表示/違反報告)
レッドクランチ - 更新頑張って下さい! (2019年11月2日 18時) (レス) id: 62b41d8f92 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - レッドクランチさん» ありがとうございますー!お楽しみに(*´ω`*) (2019年10月31日 18時) (レス) id: cc848907e0 (このIDを非表示/違反報告)
レッドクランチ - 鈴神さん» 番外編ももちろん見ます!! (2019年10月30日 22時) (レス) id: 62b41d8f92 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - レッドクランチさん» ありがとうございます!番外編も見ていただけると嬉しいです、! (2019年10月30日 19時) (レス) id: cc848907e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴神 | 作成日時:2019年8月20日 18時

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