みたらし団子とひょっとこ 弐【鬼滅の刃】

第42話 ページ2

貴方「やっぱり汗」



何となく予想はしてたけど
ここまで荒れてるとは…
流石鋼鐵塚さん(((



鉄穴森「Aさん一緒に鋼鐵塚さんを
探してくれませんか？」


貴方「私なんかでいいんですか？汗」


鉄穴森「むしろお願いします！
一刻も早く鋼鐵塚さんを見つけたいんです！！」


貴方「分かりました、私も探します。
鋼鐵塚さんのこと心配ですし」


鉄穴森「(´；ω；｀)ブワッ!
ありがとうございます！！！」



貴方「わぁ！？泣かないで下さい汗」




私は両親に事情を伝え、
数日間刀鍛冶の里でお世話になることになった




鉄穴森「Aさん鋼鐵塚さんを探す前に
里の長に会ってもらってもいいですか？

鋼鐵塚さんを探しに協力してもらうので」


貴方「はい、構いませんが？」




私は荷物をまとめ
鉄穴森さんと刀鍛冶の里へ向かった


数日前にも来たけど
まさか長に会うとは緊張してくるな(((




貴方「あの私なんかがあっても
良い方なのでしょうか？」


鉄穴森「そんなに緊張することないですよ笑」


貴方「でも汗」


鉄穴森「さて着きましたよ。
鉄珍様鉄穴森です、失礼します」



スーと襖を開けると


小さなおじいちゃんと
数名の刀鍛冶の方がいた

そして、皆ひょっとこの面を付けてる(((



鉄珍「どうもコンニチワ
ワシこの里の長の鉄地河原 鉄珍よろしく

里で1番小さくて一番偉いのワシ
まあ畳におでこつくくらいに
頭下げたってや」



貴方「は初めまして！如月Aです！
どどどどうぞ、よろしくお願いします！！」



滅茶苦茶緊張気味のA
おでこが畳につくくらい頭を下げた



鉄珍「まあ、ええ子やな
おいでかりんとうあげよう〜」


貴方「あ、ありがとうございます汗(ﾓｸﾞﾓｸﾞ」


なんか優しいおじいちゃんだな


鉄珍「蛍なんやけど今行方不明になっててな
ワシらも探してるから勘弁してな」


貴方「蛍？」


鉄珍「そうや鋼鐵塚蛍、わしが名付け親じゃ」


鋼鐵塚蛍……

可愛い名前クスッ


鉄珍「可愛すぎ言うて本人から罵倒されたわ」


貴方「そ、それは酷い(((」


鉄珍「あの子は小さい時からあんなふうや
すーぐ癇癪起こしてどっか行きよる」


はぁ、とため息をつく鉄珍



貴方「私も一生懸命探しますので汗」


鉄珍「すまんのう、ところでお嬢さん」


貴方「？」


鉄珍「蛍のことどう思っとる？」



ーー
ここで大正こそこそ噂話！
鋼鐵塚さんを探すために
Aさんはみたらし団子の
トラップを作る予定らしいですよ！

第43話→←第41話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す