【呪術廻戦】隣のヒモ男が乱入してきました

23話 パレード ページ26

そんな甚爾を見て可愛いと思ってしまった




貴方「ふふ、甚爾さんって案外ビビりですか？」



甚爾「は？ちげぇーよ！
あれはお前がどっか行かねえように握っただけだ！」



貴方「ベルトしてるからどこにも行かないのにw
本当はビビってたのでは？ﾆﾔﾆﾔ」



甚爾「だからビビってねえよ！怒」



貴方「ちょ！？痛い痛いっ！？グリグリやめて！泣」






頭をグリグリとされた後、人が少ない
アトラクションに乗ったあと私たちは
パレードを見に行った



観客ももかなり多く、
中々最前列に行くことが出来ない








甚爾「人が多いな」



貴方「締めって感じですからね〜
この後の花火とかめっちゃ綺麗なんですよ？」



甚爾「ふーん、あ、向こうならよく見えるんじゃねえか？」







甚爾はある建物を指差す







貴方「お！いい所発見しましたね！
人も少なそうだし、いいかも！
甚爾さんナイス！」







まるでお城の中のような作りの建物
窓からはパレードの様子や夜景がよく見える







貴方「こういう所って人がよくいるから
中々空いてないんですよね〜
でも今日は空いててよかった笑」



甚爾「そうなのか？
まあ、俺の目の良さに感謝だな笑」



貴方「ですね〜笑
あ、〇ッキーだ！」







子供のようにはしゃぐA
それを横で見ながら甚爾はフッと笑がこぼれる



パレードが終わりいよいよ花火が上がる
空に大きな花火が打ち上がる








貴方「綺麗ですね笑」



甚爾「ああ」



貴方「お、スマイルマーク！」



甚爾「…なあA」



貴方「なんです」







ドーン！！！


パラパラ…







その時何が起こったのかすぐに理解出来なかった
花火の音が先程よりも遠く感じる






唇と唇が触れ合う感触
甚爾さんの前髪が肌をに触れ、少しくすぐったい
ゆっくりと離れる甚爾








甚爾「A俺はお前が好きだ」



貴方「…へ？」



甚爾「俺と結婚前提に付き合ってくれねぇか？」



貴方「ぇ…あ、あのっ…え？/////」



甚爾「A？」



貴方「…は、はぇ/////ﾌﾟｼｭｰ」






Aが限界に達し、
頭から蒸気を出し倒れこむ






甚爾「おい！？汗」









ひんやりとした気持ちいい風が頬を撫でる
目を覚ますとどこかのベンチでAは
甚爾の膝の上に寝ていたようだ






貴方「…硬い…」



甚爾「目覚ましたかアホ」



貴方「ここは？」



甚爾「どっかのベンチだよ
閉店まで時間あるからな」

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