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Ki ページ42

ベットに優しく降ろされた俺。

藤「大丈夫ですか?水、飲みますか?」

水なんかで収まる熱じゃない。

北「っ...。」

そんな色っぽい瞳で見ないで欲しい。

今日は抱かないって言われたのに
抱かれたくないって思ったのに

今は抱いて欲しくて堪らない ...。

藤「相当酔っちゃってますね。」

微笑みながら頬を撫でる手が気持ちいい。

この人はどんな風に俺を ...。

北「んぁも .. あつ .. 、ぃ」

藤「北山さん ... 」

俺の名前を呟いては綺麗な顔が近づき耳元で囁かれた。

藤「この熱さから解放されたいですか...?」

薄々気がついてはいたが...
やっぱ酔ったからじゃねぇよな ...。

北「き... 汚 ...ぇ、ぞ。 」

藤「ふふ、ごめんなさい。あまりにも可愛くて。」

そう言えばツーっと首筋を指でなぞられた。
それだけで今の俺は反応してしまう。

北「はっ... ん、ぅ」

藤「やば .. 」

そう聞こえるか聞こえないかの大きさで呟いた太輔の瞳が、
優しい瞳から獲物を射るような妖艶な瞳に変わった。

藤「でも、抱きませんから。」

...... は?
この状況で?

北「な .. で?」

この熱さの中放置されんの?

藤「あなたが俺を求めるまで抱きません。」

そう言い放った太輔は怖いと思ってしまうほど美しく笑っていた。

藤「あなたが俺を求めるなら ... 求めるだけの愛と快楽を保証します。」

求めるだけの愛と快楽 ......。


客からどんだけ抱かれても満足出来なかった。
俺を抱いた後は勝手に帰ってしまって一人残されるホテル ... 。
寂しいなんて思って無かったけど ......。


ほんとは寂しかったのかな?

太輔はどこまで俺にくれるんだろう。

藤「宏光 ... ?」

うわ、
初めて名前でしかも呼び捨てで呼ばれた。
なんか、なんか嬉しいって思ってる俺がいる。

藤「どうして欲しい?どうされたい?」

愛おしいものを見るように太輔の瞳は穏やかだけれど、雄な部分を隠しきれていない。

そんな所を可愛いと思えてしまっている。


堕ちてしまってもいいのだろうか。

Ki→←Ki



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Na-Chi(プロフ) - 凄く面白くて更新楽しみにしていました ただ、間違っていたらごめんなさい。同じ内容のページが続いてるように思うのですが汗 続きがきになります。更新頑張ってください。 (2017年11月8日 18時) (レス) id: a9c84d6018 (このIDを非表示/違反報告)
さぁにゅん(プロフ) - かおもりさん» コメントありがとうございます!すっごくヤル気出ました!更新頑張ります!宮玉ちゃんですね、頑張らせて頂きます!応援よろしくお願いします! (2017年10月31日 7時) (レス) id: 089c6b507e (このIDを非表示/違反報告)
かおもり(プロフ) - こちらの作品楽しく読ませて頂いております!今後の展開とっても楽しみです!そして宮玉の行方もだいぶ気になっております!更新楽しみに待ってます。よろしくお願いします! (2017年10月31日 2時) (レス) id: 2190a25ba5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さぁにゅん | 作成日時:2017年10月16日 23時

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