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「…あのぅ、私相良君に殺されそうなんですけど」
ここは"軟高の屋上"
今朝、いつも通り相良君と登校していれば商店街の細道から顔を覗かせた三橋さんに手招きされ今に至る。
相良君には"ちょっと近所の猫捕まえてくる"とか言って。
柵に寄りかかり見つめながら言うと、一枚の紙を見せられた。
"喜ぶからオレらもタイマンしてやった"
「なにこれ」
伊藤「仲間割れか」
三橋「頭も顔も形変わってたねぇ…」
…人の歯を遠慮なく抜くことができる野郎だ。
手加減なんてしてないんだろう。
伊藤「なんだか俺は怒ったぜ」
三橋「行こうか。アジトは奴に聞いた」
伊藤「Aちゃんは…って俺らが呼んだんだから行くか…」
「当たり前ですよ」
そういって笑うと、ﾎﾟﾝっと三橋さんの手が頭に乗る。
三橋「安心しろ。いざとなったら守ってやるから」
…そんなに不安そうだったかな。
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作者名：ぽかぽか笑顔
| 作成日時：2018年12月18日 22時
