木更津キャッツアイ。2 (ページ3)

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ナオミ「小津くん…?
小津君じゃない!」

ビールサーバーに口をつけて飲むオジーを見て、嬉しそうに言う義姉のナオミさん。

マスター「ダメだよ、義姉さん。オジー記憶喪失なんだから」

ナオミ「私よ…ナオミ!!ほら、文化祭で相手役やったじゃない!も～2人でマクベスやったじゃない!」

ぶっさん「ほんとかよ」

ナオミ「高2のとき、体育倉庫の裏で告白したの」

「は…」

「「「「えぇぇぇ!?!?」」」」

オジー「あ～～～～!!!!」

頭が痛いのかそう叫んだ。

ナオミ「思い出した?」

オジー「…あれはいつかは知らねばならなかったのだ」

「オジー?」

ペラペラとなにか、お話のようなことを喋るオジー。

マスター「やべぇオジーが壊れた」

ナオミ「小津くん?」

オジー「…お〇ぱい」

そういってナオミさんの胸に手を当てた。

ぶっさん「やっぱオジ―だ!!」

「ってかさ!!」

アニ「そこ!付き合ってんの?」

うっちー「親戚…?」

うっちーと一緒にいる女の人。

たしか合コンの時いた…ミー子じゃないっけ?

アニ「あっそういえばさ、どうする?ミスター木更津」

マスター「どうせもう間に合わねぇだろ」

バンビ「明日第一次オーディションらしいよ」

アニ「なんで知ってんだよ」

ぶっさん「お前…まさか出る気じゃねぇだろうな」

3人の視線に戸惑ったようにバンビが視線を動かす。

バンビ「んなわけねぇじゃん」

ぶっさん「そうだよな!!あんなの出る奴友達じゃねぇよな」

「え、じゃあ友達じゃない奴とキスしろってこと!?」

あっりえない。

4人の目を1人ずつ見ると…

何故だかみんなウィンクをしてきた。