かわいい彼女。

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宇野ちゃんと直也くんと、あまりうまくいかないところを練習してたら、なんと珍しい人がレッスン室に入ってきた。


隆弘「千晃もそんな顔してたし、ってか昨日俺遅刻してないよね!?」


実彩子「いやこんな余裕持って来てる事に驚いてる…」


千晃「それ私も言った笑」


「にっしー…体調悪い?」


隆弘「もうピンピンです」


直也「…ちょ、集合時間もしかして間違えた?」


隆弘「間違えてません!」



ケラケラ楽しそうに笑う直也くんは確信犯だな笑


その後、真ちゃん達より先にいるにっしーを見て遅刻したかと思った人たちは…置いておこう。笑



直也「んじゃ次は風薫るー」


宇野ちゃんとちぃちゃんの声から始まるこの曲。


私はハモりと後はダンスだけ。


秀太「Aー、本番そんな表情すんなよー」


「へ?」


真司郎「ダンスに気を取られすぎて表情すごいで」


「うそ!?」


隆弘「ほんと笑
俺と手繋ぎたくないのかと思った…「それだなー」


光啓「Aの表情がやばいの」


「うん、多分それだよ。流石みっくん、分かってるぅ」


光啓「だろー」


隆弘「っふ…うぇ…あたえさぁぁぁん!!!!」


ふざけた泣き顔をしながら真ちゃんに抱き付くにっしー。


真司郎「ちょ、逃げるなA!!」



「近寄ってこないで!!」


隆弘「なっ…いいし!!後でめっちゃ手繋いでやるし!!!」


実彩子「にっしーそれ問題発言だわ」


そう。この風薫るには…私とにっしーが"手を繋ぐ"ところがある。


っていっても、最後のところなんだけどね。


ﾁﾗっとにっしーを見てみると、與さんにうざがられて宇野ちゃんにもうざがられて…


なんて、うざがられまくり。←



「表情…か」


にっしーに向けて。ってなると…少し難しいな…

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