【名探偵コナン】11人目のストライカー

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光彦「なんか、しんみりしちゃいましたね」

「そうだね…」

博士「そうじゃ!!こんなときはー?」

急に嬉しそうな声がした。

隣のコナンと目を合わせると、コナンは「はぁ…」と一つため息をつく。

博士「いつものクイズで明るく楽しくいきましょう!」

「やっぱり…」

博士「ではでは、皆さんもご一緒に…!
…サッカー選手の車の特徴はサッカー用語に由来してドアがよく閉まる事だと言われておる。
はて、その用語は次のうちどれかな?」

嫌嫌そうな顔をしていた歩美ちゃん達が、少し楽しそうな表情に変わった。

博士「1、オフサイド。
2、ハンド。
3、コーナーキック。
4、イエローカード。
今回は少し、難易度が高かったかな?」

ニヤニヤと笑っている博士。

「うわ、いじわるっ」

博士「まぁまぁ笑」

歩美「うーん…コナン君分かった?」

コナン「え?あぁ、答えは…『2番!』

『ハンドリングのハンドだと思うよ。
ドアが良く閉まるってことは、ハンドアがないってことでしょ?
半ドア無し。ハンドはなし』

博士「正解じゃ!」

コナンの言葉を遮って正解を言ったのは、遠藤選手。

そんな遠藤選手に目がハートなのが、この

園子「すごーい!!遠藤選手!!」

園子。

『遅なってすみませーん』

遠藤「貴大!遅いじゃないか」

「あ、あれって、真田選手だよね?」

光彦「はい。今年ユースから上がった新人で、ワントップの比護さんのサブです」

遠藤「前半をすっぽかすなんて、いい度胸してんなお前」

真田「俺、子供苦手なんすよー」

めんどくさそうにそう言った真田選手は急に私達に向かって

真田「おい!!!ガキ共!」

なんて叫んできた。

真田「俺はサブとちゃう。
スーパーサブや」

「サブには変わりない…(ﾎﾞｿ」

真田「なんか、言うたか?」

ニヤニヤと笑った真田選手がわしゃわしゃーと髪を…してこようとした。

英雄「よせよ真田」

伸ばし掛けた手をひっこめた真田選手の視線はヒデ選手に向く。

真田「ヒデさん。俺、あんたをライバルって決めたから。
今度の試合で決着決めたろうや」

英雄「その前にまず、ゲームにでることだな」

真田「勿論ですよ」

香田「宣戦布告ね。面白いわ」

話してる2人をパシャリとカメラに収めた香田さん。

…その写真、欲しいです。 ←

なんて、そんな私の欲はお見通しなのか、ペシっと頭をコナンに叩かれた。

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