【名探偵コナン】11人目のストライカー

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園子「にしても。
私達が居た競技場に爆弾が仕掛けられてたなんてねぇ…」

蘭「ねぇ…」

結局。

私の推理は半分当たって、半分はずれ。だったみたい。

園子「そういえば、結局なんだったの?」

蘭「え?」

園子「新一君が蹴り損ねたボールをみなみがあーだこーだって」

「…えっ!?」

園子「なんで、あんたが、反応するのよ」

「あ、あはは…私も混ざってこーよっと」

サッカーボールの取り合いをしているコナン達をベンチに座って見てた私けど。

園子の痛い視線には勝てず、そう言いながら立つと急に「莉菜!」なんて言う声が聞こえた。

「…てーいや!」

哀「あら笑」

蘭「え…」

テンテンっと転がるボール。

「なっ……」

この光景…中学の時も…



新一「やっべっ…みなみボールが…」

「てーいやっ!!」

蘭の真似っこで空手をやり始めてた私。

まぁ、今となっちゃ護身術ぐらいの弱さだけどね。

くるっと回し蹴りをしてみたとき、ちゃんとボールが当たって。

「やったぁ!!見て!当たった!!当たった…」

新ちゃんを見ると、顔を真っ赤にして固まっていた。

新一「し、白…」

あれ?

確か今日の下着って…。

「…〜〜〜〜〜っ///」

勢いよくスカートを抑えてｷｯっと新ちゃんを睨むと、焦ったように「た、たまたまだ!」と叫び始めた。

「新ちゃんの……えっち〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」



コナン「…白…//」

「コナンの……えっち…!!!!」

蘭「ふふっ…」

園子「どーしたのよ笑」

蘭「なーんでもない♪」

コナン(ったく…。
サッカーなんだから、ヘディングで返せよな…)

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