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「あ…」
比護選手が足を痛めてしまったらしく、代わりに入ってきた真田選手。
園子「えー!!!うそー!!!」
「…ちょっと、トイレいってくる」
蘭「あ、一緒にいこうか?」
「いいよっ!大丈夫」
園子と蘭にそう言い、トイレに向かう。
『…なに』
電話口からは不機嫌な声。
「比護選手、大丈夫なのかね」
哀「嫌味の電話かしら?」
「ちがうちがう!」
哀「ｸｽ…まぁ、なにがあって真田選手からチケットを貰ったかは知らないけど。
…本当に工藤君に言わなくていいの?」
「…うん」
今、私は国立競技場でサッカーを見てるってことはコナンに知らせてない。
多分だから、哀たちと一緒に見てるって思ってるんだろう。
哀「さっき、聞かれたわよ。みなみは?って」
「え、なんて答えた?」
哀「お手洗い。あら、そんな趣味があったの、って言うとすぐ切られたわ」
多分その事もあってか余計不機嫌そうな哀。
哀「一応連絡しときなさいよ。なにかあったら((ﾌﾟﾁ
哀の言葉の途中でﾌﾟﾁっと切れた携帯。
「あ、充電!!」
切れた理由は充電が0だから。
「あーあー…これは哀に怒られそうだ…」
小さくそう呟きながら歩いていると、よくわからない所に来ちゃったみたい。
『爆弾!?!?』
急に聞こえたその言葉。
気づかれない様に覗いてみると、話しているのはガッツ大阪の監督さんと真田選手だった。
「やばっ…」
コツコツと足音がしてすぐ傍の部屋に隠れる。
ほんのちょっとして外に出ると、真田選手がまだ立っていた。
「…あのっ」
真田「っ、なんや、お前か」
「お前って…」
真田「いうとくけど、ここ立ち入り禁止やで」
「えっ!?うそ。
迷っちゃった…」
これなら蘭に…いや、蘭も方向音痴だしなぁ…。
真田「こっから真っ直ぐいってすぐ傍の階段上がれば。
多分つくで」
「え、そうですか。
ありがとうございます…」
そう言い真田選手の顔を見ればほんのちょっぴり泣きそうだった。
さっきの話を聞く限り、ゴールの裏についてる爆弾を真田選手がフリーキックで蹴ったボールを当てて止めなければいけないみたい。
ぎゅっと手に触れると、ﾋﾟｸっと肩を揺らした真田選手。
「…大丈夫ですよ。
ふふ、スーパーサブなんじゃないんですか?ヒデ選手よりかっこいいとこ見せてくれるんじゃないんですか？？
今こそ、見せるときです」
そう言って笑って見せると、「ガキがマセたことしやがって」なんて言いながら、くしゃっと洗った。
「頑張ってください」
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美紀 - コナン大好きなのでこの小説最高です (2018年4月29日 12時) (
レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
三葉(プロフ) - 面白かったー！！あすかさんに賛成！番外編最高・・・（感激）夢主とコナンの関係がちょっともどかしいけど、次回作や、その他の作品も、楽しみに待ってます！ (2016年12月19日 16時) (レス) id: 35235778fa (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - きゃーッ！// 番外編さいこう！ 真田選手の初恋...♪ 夢主の言い方が可愛い〜！ 本編もとっても面白かったです！ サッカーボール蹴った時好きってコナンに聞こえてたってことですよね？ ついにかな...?! すごいもどかしいw 絶海の探偵も楽しみにしてます！ (2016年12月18日 23時) (レス) id: 6f6d4817c4 (このIDを非表示/違反報告)
ルミ - 面白くて一気に読んじゃいました！大変かもしれませんが、これからも更新頑張って下さい(^-^)/ (2016年12月16日 21時) (レス) id: fb13163332 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 生ちゃん♪さん» ありがとうございます！「絶海の探偵」の後でも全然いいので！よろしくお願いします！ (2016年12月14日 1時) (レス) id: 4a347f1ff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コナン専門ですっっす
| 作成日時：2016年8月11日 9時
