【名探偵コナン】11人目のストライカー

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電光掲示板を吊るす柱を的確に置かれてる爆弾。

「…もしかして…犯人はこの電光掲示板を落下させる言葉目的なんじゃ…」

ゆらゆらとみなみの大きな瞳が不安そうに揺れた。

コナン「目暮警部。工藤です」

人を避難させるためにも目暮警部に電話をすると、急いで避難させてくれるみたいだった。

コナン「くっそ…」

作りが簡単な爆弾の量は簡単に解除できるほどの量ではない。

「…新ちゃん…」

ぎゅっと服が握られたかと思うと、困ったような表情だけど…少しなにかを決めたような瞳のみなみが小さく呼ぶ。

コナン「バーロォ。なに不安そうな顔してんだよ笑」

でこぴんをしながらそういうと、「してないもん」なんて頬を膨らます。

…解除ができないなら…やるしかない。



哀に電話をかけると、哀の小さな声が聞こえた。

哀「ちょっと。突然切るなんてどういう…」

「お願い哀。今から言う事をよく聞いて。
やっぱり爆弾が仕掛けられていたの。犯人は15時30分にホーム側のスピリッツサポーターの頭上に電光掲示板を落とすつもりだよ」

哀「そんなっ…あと、30分しかないじゃない!」

「もうすぐ、サポーターの避難が始まるはず。
哀は元太たちが暴走しない様に見張ってて」

哀「分かったわ。
…それよりみなみ。どうするつもり」

「…分からない。
けど…新ちゃんが爆弾を止めるつもりみたい」

哀「そう…無理しないようにね」

「ふふ、それ新ちゃんだよ」

こうやって笑えるのは…絶対にどうにかなるって分かってるからかな。

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