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あの教室 ページ1
「久しぶりに"あそこ"行かない？」彼の一言だった。
私たちはあれから初めて来た。
何年ぶりにこのチャイムを聞いたのだろうか。
最後の授業のチャイムだったらしく少し経つと多くの学生が帰宅のために出てきた。
学生が少なくなってきたのを見計らい自転車に二人乗りし学校を回る。
「A、学生時代に好きな人いた？」
彼の質問に少し戸惑う。
「い、いたけど…私だけだとずるいから言い合おう？」
「うん。分かった。せーの」
「A」
「スバルくん」
私たちは両想いだったらしい。
「本当は知ってたよ」
彼は私たちが過ごしたあの教室を見上げてそう言った。
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未来(プロフ) - なつさん» ありがとー！更新頑張る！ (2020年8月24日 4時) (
レス) id: 99fe3a0970 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 面白かった！他のも気になる！更新、頑張って〜！ (2020年8月23日 20時) (レス) id: ac5ebdda5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未来 | 作成日時：2020年8月23日 18時
