好き。。【実話/百合】

番外編(終わり。) ページ32

ノ『ごめん！！』


雪『え？謝るって事はそういうこと？
デート嫌だった？私が嫌いだった？私の事が…ｯ』


ノ『雪鈴それは違う…違うんだ』





泣きながら雪鈴は私を見てる。

そんな顔させるつもりじゃ無かったのに…どうして。





雪『何が違うの？』


ノ『あの、イルカショーを一緒に見たかったんだよ』


雪『ショー？』


ノ『今日のイルカショーってさ恋人限定で…そこで…あの』


雪『何よ…言いなさいよ』


ノ『渡したい物があったんだよ』


雪『渡したい物？』


ノ『ﾊｧ…こんな状況で渡すのも言うのもアレなんだけど』


雪『…？』


ノ『雪鈴…クリスマスだから言うんじゃないけど』


雪『な、なに？』


ノ『これからも、雪鈴とは一緒に居たいけど優しくて可愛い雪鈴を』


雪『うん』


ノ『鈍感でバカな私が雪鈴を繋ぎ止める方法がこんなんしか思いつかんくって』


雪『うん』


ノ『一生、私について来てくれるならコレ(指輪)を受け取ってくれませんか？』


雪『…ｯホントに！バカ！！』


ノ『だ、だよね』


雪『馬鹿に言われて嬉しい私も馬鹿だ…だから…』


ノ『え、て事は』


雪『宜しくお願い致します…ｯ』


ノ『雪鈴！』


雪『キャッ…』


ノ『だぁぁい好きだァァ！』


雪『私もっ！』







デートには失敗したけどプロポーズもぐだぐだだったけど

大好きな雪鈴を繋ぎ止めたくて繋ぎ止めれて

今年のクリスマスは本当に嬉しいクリスマスだ！






雪『ノエル』


ノ『ん？』


雪『HAPPY Merry Xmas』


ノ『ﾌﾌｯ…HAPPY Merry Xmas』





終わり。

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