うるうどし。

０６　監視係松村 ページ6

『Aさん、起きて下さい。いい加減早く起きたらどうですか？』

「んー、あと、、10分だけ、」

『10分寝たら確実に遅刻しますよ。冗談言ってないで早く起きて下さい』




はぁ、、、今日も朝から鬼マネモードだ。

この前は少し話せて嬉しかったのに




「マネさん、チェックお願いします」

『ダメです短すぎます。もう少し丈のあるものに変えて下さい』

「ですよね、はい。」




いつかこの制度緩まるとかないのかな、ない、、よなぁ。

もうこれは、マネージャーの度を越してるような気がするし。

過保護状態だよこれ。





『そういえば、フォロワー数が6万人になっていました。おめでとうございます』

「え！本当ですか！嬉しい〜」

『この間の映画効果かと思われます。だいぶ話題になっているので』




努力は必ず実るって本当なんだ。

ありがとう😊ってストーリー上げようかな。

それとも、





「マネさん！6万人記念にインスタライブしてみたいです！」

『インスタ……ライブですか。それまた突発的に』

「この間大我がしてるの見て、私もしてみたいなぁって」

『………どうしても、ですか？』

「はい！どうしても！」




どうかお願いしますって深々と頭を下げた。

この後、頭上げるの怖いな。どんな顔してるんだろ




『ちょっ、、俺なんかに頭下げないでください！分かりましたから』

「ほんとですか！」

『ただし、ルールは守ってもらいます。』











「こんにちは、Aです！えっと、初めまして？」



ということで、初インライwithマネさんの監視 始まりました。



「フォロワーさん6万人！本当にありがとうございます！」



インライってこの後何したらいいんだ？

計画性が無さすぎて笑うことしかできないや。



「あっ、コメント読みますね！質問じゃんじゃんしてください！」



うわぉ。コメント速度早すぎて読めないよ。

こんなときは、マネさんの方を見る！



"今回の映画についてどう思う？"


ナイスカンペ。眼鏡かけながら一生懸命コメント写してくれてます。



「今回の映画は、〜〜〜」



マネさんのおかげで何とかスムーズにいきそう！

作品に関してとか、お仕事についてとか、

プライベートな質問はちゃんと取り除いてるらしい。



"そろそろ時間です。"



「じゃあ、そろそろ切りますね！ありがとうございました〜！」








やばい。インライ楽しい。ハマりそう。

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