3話 梶side ページ4
下 「正直言ってタツより態度悪いです。アイツはまだ愛嬌あるんで…」
貴 「いいじゃん別に…どうせ仕事でしか会わないんだし」
また始まったよ…この手の話になると絶対言い合い始まるんだよな。
諏訪部さん苦笑いしてるし…でもここまでさらけ出せるのって羨ましい気もする。
下 「仕事でしか会わないからこそちゃんとしなきゃ駄目でしょ?」
貴 「仕事自体はちゃんとやってる」
下 「もう少し愛想よくしないと使ってもらえる所でも使ってもらえなくなっちゃうよ?」
貴 「そんなん愛想いい人がやればいいでしょ」
下 「…吉良ちゃんのいけず」
貴 「いけずって子供か」
下 「だって吉良ちゃんのためを思って言ってるのに!」
諏 「下野と吉良ちゃんは仲良しだね〜」
下 「そうですか?喧嘩ばっかしてますけど…」
梶 「でも誕生日一緒なんだよね?」
下 「そうなんだよね〜血液型も一緒だし東京生まれも一緒だし…」
貴 「うん」
諏 「それにしては全然似てないよね…」
下 「そうなんですよね…俺としてはもう少し笑ってくれたらいいなって思ってるんですけど…」
貴 「じゃあなんか面白いことやって」
下 「え!?」
貴 「嘘〜」
下 「嘘かよ!!」
梶 「ふっ、あははっ!」
諏 「ははっ、梶くんが笑っちゃった」
梶 「だっ、て…ははっ…」
そもそも吉良ちゃんが冗談言うのもそんなにないし…相当好きか仲良くないとやらない。
そう思ったら急におかしくなった。
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作者名:和華 | 作成日時:2018年11月20日 3時