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「クソっ!!」
ミス・マナンティアレが声を荒げる。
「絶対に負けない!私は、クロー・ライトの仇を討つ!」
ミス・マナンティアレに向ける少女の眼差しは、もう守られるだけの彼女ではない。
「私は、生きるって、約束した!!」
強い光が、周りを包みこむ。
「グアッ!!」
あまりの眩しさにミス・マナンティアレがもんどり打って倒れる。
「やめろ!やめてくれえ!!」
彼女が助けを求めて伸ばした手は、空を切る。
「ああああああぁぁぁぁ!!!!」
叫びは、小さくなり、やがて体は溶け始める。
その場に残ったのはただ一人、レ・ヴュートだった。
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作者名:N | 作成日時:2017年3月19日 23時