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「カクテル!!!!!?」
それが意味するところを悟り、俺は思わず声を荒げる。
「それって……まさか……」
「まあ、考えすぎかもしれんがな。波土禄道のリハーサルに行った時、変装したベルモットは彼女にそれらしい反応は示さなかったしな」
「お姉さんが組織の人間じゃないことは分かってるよ。でもお姉さんの依頼人の、そのクリスって人は組織の人かもしれないよね?」
「無論、その可能性は否定できんだろうな」
赤井さんの言葉に、俺は考え込む。
お姉さんは依頼人が組織の人間だとは知らないのだろうか。しかし普通の探偵というには、お姉さんがあまりにもグレーな立ち位置にいるのは事実。
げんに戸籍も偽っていたのだし。
そんなことを思っていたら、玄関のドアが開く音が聞こえた。
「ただいま戻りました」
Aさんがドタバタと、慌ただしい雰囲気で屋敷に帰ってきた。
今日もキリッとした濃いめのお化粧に、キレイに外巻きに巻かれた前髪を横に流している。
お姉さんがまとう、相変わらずの只者でない空気感。
あんたは一体何者なんだよ、Aさん?
「あら、来てたのねコナン君」
「うん、まあね」
「丁度よかった。聞きたいことがあるんだけど」
聞きたいこと? 俺が怪訝そうに聞き返すと、お姉さんは意味ありげな微笑を浮かべて、そっと沖矢さんの隣に腰掛ける。
自然、俺と対峙する形になって、俺とお姉さんは睨み合った。
「コナン君は、アカイシュウイチって人、知ってる?」
「「!!!!!???」」
アカイシュウイチ……呆然として俺はお姉さんを見つめる。
どうして? どうしてお姉さんがアカイシュウイチを……。
「知らないよ? そんな人」
俺はとぼけた。
沖矢さんをチラリと見ると、今までに見たことがないほど険しい顔をしていた。
しかし、お姉さんはそれには気づかなかったようだ。
「あ、そう。ならいいのよ」
あっさりとお姉さんは言い、着替えてくる〜とリビングを出で行った。
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みそ - 沖矢さんにめっちゃキュンキュンされます…この作品を作って下さって本当にありがとうございます!!9も頑張ってください! (2018年2月12日 0時) (レス) id: f05c3c7162 (このIDを非表示/違反報告)
海星(プロフ) - 百合さん» ありがとうございます!! 頑張って更新します! (2017年12月13日 7時) (レス) id: b25d192faf (このIDを非表示/違反報告)
百合 - すごく面白いです(*^-^*)続きが気になります!頑張って下さい!(*´∀`) (2017年12月12日 23時) (レス) id: 664152f9a6 (このIDを非表示/違反報告)
海星(プロフ) - ムーンさん» 毎日読んでくださりありがとうございます!! 一位なんて嬉しい!! これからも頑張ります! (2017年12月9日 21時) (レス) id: b25d192faf (このIDを非表示/違反報告)
ムーン(プロフ) - 毎日毎日更新されたのを楽しみにしながら見てます!この作品今のところ私の好きな名探偵コナン夢小説1位です!!これからも続編頑張ってください! (2017年12月9日 20時) (レス) id: 257ddb25d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海星 | 作成日時:2017年12月6日 23時