『幸せ』の意味 (ページ3)

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僕の幸せ2 ページ3

眠い目を擦りながら起きると和にぃの、可愛い顔が見えたから頭を撫でて自分の席へすわった。

和にぃは俺よりも頭が良くてなんでもそつなくこなす。

俺の憧れ。

潤『和にぃ！学校いくよ？』

口いっぱいにご飯を食べてる和にぃにいう。

和『あぁ。まってよ潤くん！』

和にぃは慌ててカバンを手に取る。

潤『ははっ、まってるから。慌てんなって笑』

そんな和にぃが可愛くて笑ってしまう俺。

和『おまたせっ！』

今日も可愛らしい笑顔をみせる。

潤『じゃあ、学校まで競走！』

和『うんっ！いいよ〜』

いっせいに笑いながら駆け出す2人。

両親が亡くなってからは1度も不満や悲しみを言わない和。
言わないようにしてるけど顔に出ちゃう潤。
うちの双子はとってもかわいんです。

翔『じゃあ、俺もいってくる』

智『はい。いってらっしゃい』

まだもぐもぐとご飯を食べる雅紀。

智『時間大丈夫なの？』

そう確認すると、驚いたように時計を見る。

雅『やばい！！』

カバンをひっつかみ慌てて飛び出してった。

笑いながら見送るとさて、オイラも行く準備だ。
鍵をしめてガスを消して。仏壇に手を合わせる。

智『さて。いってきます』