俺と君 ページ10
そらるさいど
さっきA達が来たっていう、自販機に来た
俺が飲むのはもちろん…
''ココア''
早く飲みたいなって思いながら
ボタンを押そうとすると隣のいちごみるくが目に入った
A、小さい頃こればっか飲んでたよな…
Aはいちごみるく、俺はココア
A『えへへ、並べるとわたし達みたいだね！』
そう言って眩しい笑顔で笑った小さい頃のAは
成長してからも変わってない
陽だまりみたいに俺を受け入れてくれて
俺の心が空っぽになっても、いつも…
Aは俺のために色々してくれてたよな…
＿
小学校2年生のころだったかな
近所に背の高い女の子が引っ越してきた
俺達の家は学校区域の端の方だったから、近くに人がいなくて
いつも二人で登下校してた
その登下校の道には途中、80歳くらいのおばあちゃんの家があったんだ
俺達が、学校まで歩いて行くのを見て
勉強道具持って長い距離歩いて、喉が渇いてるだろうから…ジュースをくれた
そのジュースが、いちごみるくとココア
おばあちゃん「薄いピンクの方は可愛くてAちゃんに似てるねぇ…」
おばあちゃん「茶色っぽい方は大人っぽくてそらるくんにぴったりだねぇ…」
こうやって優しくおばあちゃんが言ってくれた
まあ、卒業した後はAが遠い中学に行ったから
その後からはずっと会ってなかった
そして、卒業式の日のことを
俺は今でも鮮明に覚えてる
A「あ、あのさ…そらるくん…//」
そら「…どうしたの？」
また、いつもと変わりなく二人でおばあちゃんにジュースを貰って飲んでたんだけど
Aはその日だけ、いちごみるくを結構豪快に飲んでた
それで、顔を赤くしてるAが
急にいちごみるくを飲むのを止めたんだよな
A「わ、わたしね…
いちごみるくと同じくらい好きなものがあってね//」
いつもと違うAに俺もなんだかそわそわしてきて
そら「それって…なに？//」
A「いっ、今わたしと話してる…//」
あ、俺、告白されたんだな
俺よりも身長が高かった低学年の頃から
二人とも変わって
Aの影は俺の影の耳までしかない
二人の影を見たら
俺、身長伸びたなって、肩幅広くなったなって
これならAを守れるかなって
＿ｺﾞｸ
残ってたココアを全部飲んで
俺も好きだよって、ココアよりもだって
なのに、それなのに
そら「俺はココアが好きだけどなぁ…」
。
ラッキーアイテム
革ベルト
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愛麻(プロフ) - sakuramiminekoさん» コメントありがとうございます、続けることにしました！ (2017年3月21日 18時) (
レス) id: b66cb9b536 (このIDを非表示/違反報告)
愛麻(プロフ) - みふみふさん» コメントありがとうございます、続けることにしますね！ (2017年3月21日 18時) (レス) id: b66cb9b536 (このIDを非表示/違反報告)
sakuramimineko(プロフ) - まだ平気だったら２がいいです。 (2017年1月28日 18時) (レス) id: 0e24d750c4 (このIDを非表示/違反報告)
みふみふ(プロフ) - まだ続けるか続けないか決めてます？ 決めてたら2の続けるでおねがいしまーす！ (2017年1月6日 23時) (レス) id: b3008b06f2 (このIDを非表示/違反報告)
愛麻(プロフ) - Ｒｉｉさん» れをるさん出て行かせるつもり無かったんですけど、、最後坂田さんになってもいいですよね！ (2016年12月5日 7時) (レス) id: 30ba06658c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛麻 x他1人 | 作成日時：2016年11月13日 7時
