相談ライブラリー！ ページ3
観測者:アリシア
ｴｰｽ「それともなに？アンタも首をはねられるのが怖くて黙ってるって？ダッセえな！なにが幼なじみだ。そんなんダチでもなんでもねえわ！」
…ええ、その通りなんですよ、ｴｰｽさん。私は、それに気づくのが遅かった。遅すぎた。
『ﾄﾚｲ先輩、本当はﾘﾄﾞﾙ寮長を見ていないんですね…いいえ。見ようとしていないと言った方が正しいのかしら』
ユウ「アリシアさんまで⁉」
『よろしい？誰にでもできる同情だけでは人を救えません。本質を理解していなければ、何もしていないのと同じなのですから。それとも…本気で彼を理解しているおつもりで？長い間一緒にいたから分からない事などない…とか。フフ…あーっはっは！本当に哀れな…』
ｸﾛｳﾘｰ「こら！君たち！図書室ではお静かに！」
狸「アンタが1番声がでけぇんだゾ」
大きな声を出して狸に呆れられるｸﾛｳﾘｰ学園長。
ｸﾛｳﾘｰ「おっと、失礼。ｺﾞﾎﾝ。まったく、図書室は静かに勉学や読書に勤しむところですよ」
ユウ「学園長はどうしてここに？」
ｸﾛｳﾘｰ「ユウくんやアリシアさんが元の世界に戻る方法について調べに来たんですよ。ちゃんと忘れていませんとも。私、優しいので。やはり調べ物といえば図書室ですからね。…別に新しく入った小説の続きが気になって誰よりも早く借りにきたわけではありませんから」
言わなければ良かったのに…絶 対 に 後 者 だ。
ｸﾛｳﾘｰ「オッホン。ところで、みなさんお揃いで険しい顔をしてどうしたんです？」
ﾃﾞｭｰｽ「それが…」
私達はこれまでのことを説明した。ｸﾛｳﾘｰ学園長は新刊の置いてある棚を見ながら聴いてくれた。視線の先にあるのは…あの本か。静かに席を外して取りに行く。
ｸﾛｳﾘｰ「なるほど、そんなことが…首輪を外してくれと謝るのも嫌だけど穏便に寮長を説得できる気もしない、と」
ｴｰｽ「まあ、そんなとこ」
ｸﾛｳﾘｰ「そうですねぇ。そんなに寮長とウマが合わないというのなら転寮するという選択肢もありますが。ただし、今の寮は魂の資質によって闇の鏡が選んだものですから変えるとなるとかなり面倒な手続きや儀式が必要になりますよ」
ｴｰｽ「転寮かぁ。でもそれって、アイツに負けて逃げてるカンジがしてスッキリしねぇなぁ」
ｸﾛｳﾘｰ学園長は涼しい顔でサラッと爆弾を落とした。
ｸﾛｳﾘｰ「ふむ。ではﾛｰｽﾞﾊｰﾄくんに決闘を申し込んで君が寮長になっちゃえばいいんじゃないですか？」
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ノヂヨ(プロフ) - ラムさん» ラムさん。お返事遅くなり申し訳ございません。アナログ絵と自分が執筆中にイメージしている姿でよろしければ後ほど掲載させて頂きます。イメージと違うと思いますが予めご了承ください。 (2021年3月22日 22時) (
レス) id: a4422f3a77 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年3月7日 23時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - 続きお願いします (2020年8月12日 20時) (レス) id: 97fd350fc4 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - 続きお願いします (2020年8月7日 19時) (レス) id: 97fd350fc4 (このIDを非表示/違反報告)
ノヂヨ(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございました (2020年7月11日 19時) (レス) id: 515a0e6435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノヂヨ | 作成日時：2020年7月11日 18時
