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lv.2 ページ2

チュ


音が鳴り響くと同時に

キスされた左手が
パァァ、と緑色の光を発し出す


「ん..ッ」


眩しさに思わず目を瞑ると

小指に違和感


キュ、と 何かが巻き付いたようなその感覚に

恐る恐る目を開ける


「なん、だこれ…」


違和感ビンゴ

俺の小指には、『fo』と
緑の文字が刻まれた指輪がはめられていた


ユキ「契約の証。…無理に取ろうとすると指がもげるぞ」


指輪を引っ張る俺に、単調な声がかかる


「契約って…」

?「見ィつけた♪」


俺の言葉を遮り

低いドスの聞いた声が部屋に響く


声のするほうに視線を向けると

ピンクのドレスに身を包んだ…男、が

にっこりと微笑み、俺たちの様子を眺めている


…おかま

フリルの隙間から覗く足には血管が浮き

まさにスポーツマン、それも格闘系の。


?「お仲間さんは、見つかったカナ?」

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作者名:信長.com | 作成日時:2013年7月24日 10時

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