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No.3 目覚め ページ4

目覚めたら自分のテントの中

心配そうに団長さんが僕を見ていた

「良かった。目覚めたかぁ」と安堵の表情を浮かべてた

『団長……すみませんでした……』

蚊の鳴くような声で云った

「2日間も眠っていたからとても心配したよ」

2日も寝てたのか

ふと思い出したように団長さんが

「倒れる直前にファンサービスした子、毎日来てるよ」

やっぱり来てたんだ

それを訊いて僕は嬉しくなった


赤毛の素敵な子

笑えばもっと素敵なのだろう

でも、彼女は泣いていた

素敵な彼女を見たくて僕は、必死に笑わせた

でも、笑って呉れなかった


だから『今日こそは』っとベッドから跳ね起きた

団長さんは慌てて

「もう1日安静にしていてくれ」と云われた

仕方ない。あと1日の辛抱だ

No.4 復帰→←No.2 出逢い



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作者名:女武将信長 | 作成日時:2017年4月11日 0時

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