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家に帰って2階の部屋に行こうとしたら、母に呼ばれた。
母の所に行くとマルフォイ一家が席に着いていた。
Aは今日が第3金曜日であり、第3金曜日はマルフォイ一家と夕食を食べるのを思い出した。
「こんばんは、マルフォイおじさん、おばさん。それに……ドラコも」
「僕は来て欲しくなかったのかよ」
「荷物を置いてくるわ」
ドラコの言葉を無視してAは自分の部屋に教科書を置いた。
ギルデロイ・ロックハート著の雪男とゆっくり1年に挟めていたニーナの服の請求書を持ってリビングに向かった。
「お母さんこれ、請求書」
「何の請求書ですの？」
マルフォイ夫人が聞いたのでAは咄嗟に嘘をついた。
「私の普段着の請求書です。今日、教科書を買うついでに買いました」
「ぜひ見たいわ！」とマルフォイ夫人が胸を踊らせていた。
夕食は終始、ドラコの自慢か自分たちに娘がいたらAみたいだろうという話ばっかりだった。
「ごめん、部屋に行ってもいい？ 少し、頭が痛くて……」
息苦しくなって嘘をついて部屋に戻った。
「Aちゃん、ホグワーツにはいってから大人しくなりましたね」
マルフォイ夫人の言葉が胸に深く刺さり、痛かった。
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薫子(プロフ) - Aikuさん» ミスの指摘、ありがとうございますm(_ _)m 何か他にもあったら教えてください (2019年1月17日 22時) (
レス) id: 2423171da8 (このIDを非表示/違反報告)
Aiku(プロフ) - とても面白い作品ですね！あと、少し思ったのですが、もしかしたらルリウスではなくてルシウス・マルフォイだと思います (2019年1月17日 22時) (レス) id: 2ed775bb4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫子 | 作成日時：2019年1月12日 23時
