#４６ ページ48
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テストまであと3日の朝食の時、マクゴナガルが発表があると言った。
皆がざわついていると向こうのレナードと目が合った。
レナードが笑顔で手を振ったのでAもAなりの笑顔で手を振った。
するとドラコの肘打ちを食らった。
「痛い」
「グリフィンドールの穢れた血と仲良くするな」
「彼は半純血よ」
そう言うと気まずそうに下を向いた。
「スプラウト先生によるとマンドレイクが収穫できるそうです。今夜にも石にされた生徒達の蘇生ができるでしょう」
大広間に歓声が上がった。
ドラコは無反応でAもスリザリンに被害が出ていないから無反応だった。
退屈な魔法史学の授業が終わったが休憩のベルが鳴らない。
その代わりにマクゴナガルの声が流れた。
「生徒は全員、それぞれの寮にすぐに戻りなさい。教師は全員、職員室に大至急お集まりください」
放送を聞いてゴーストであるビンズは壁をすり抜けて教室を後にした。
普段はこんな事をするような子では無いが、Aは混乱で渦まく人の波に逆らい、職員室に向かった。
職員室の左側にあるマントかけに隠れるとウィーズリーとポッターがいた。
「A！ 何してるの？」
ポッターが聞いた。
「こんにちは、ポッター、ウィーズリー。何があったか知りたいのよ」
「僕達もだよ」とポッターが言う。付け加えるように「ハリーで良いよ」と言った。
マクゴナガル先生は蒼白した顔でジニー・ウィーズリーが連れ去られたと言った。
「スネイプ先生にポリジュース薬の事話さない代わりに私も連れて行って」
「ハリー、本当に連れていくつもりかい？」
と、震えたウィーズリーが言う。
「うん。君の事は聞いている。呪文と闇の魔法に対する防衛術に長けているんだろう？ 彼女がいてデメリットが無い」
そして、3人は夕方に会うのを約束し、寮に戻った。
Aは図書館で借りていた呪文の書を片っ端から調べて透明になる呪文を探した。
なぜなら徘徊している先生たちの目を欺かなければならないからだ。
分厚い本のあるページにちょうど良い呪文を見つけた。
「目くらまし術……？ ピッタリだわ！」
Aは誰もいない寝室で1人、杖を振った。
全身に流れる血液が冷えたような感覚に襲われた。
パンジーのスタンドミラーで見ると自分の姿は映っていなかった。
Aは急いで談話室を横切り、部屋から出て行ってロックハートの部屋へと向かった。
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薫子(プロフ) - Aikuさん» ミスの指摘、ありがとうございますm(_ _)m 何か他にもあったら教えてください (2019年1月17日 22時) (
レス) id: 2423171da8 (このIDを非表示/違反報告)
Aiku(プロフ) - とても面白い作品ですね！あと、少し思ったのですが、もしかしたらルリウスではなくてルシウス・マルフォイだと思います (2019年1月17日 22時) (レス) id: 2ed775bb4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫子 | 作成日時：2019年1月12日 23時
