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教科書を買うためにフローリシュ・アンド・ブロッツ書店へ一行は向かった。
書店に近づくにつれ人混みが激しくなって店内ではAの母くらいの年代の魔女で溢れていた。
上階の窓にはデカデカと横断幕が掲げられていた。
サイン会
ギルデロイ・ロックハート
自伝『私はマジックだ』
本日午後12:30〜4:30
やっとの事で店内に入るとハリー、ウィーズリー一家、ハーマイオニー、ロックハート氏がいた。
ロックハート氏はハリーに近づき、日刊予言者新聞のカメラマンに写真を撮ってもらっていた。
そして、ハリーに自身の著書を全てプレゼントしていた。
その姿を見てドラコは酷く憤慨し、冷静を装いハリーに話しかけた。
「いい気持ちだろうね、ポッター？」
「ドラコ、やめなさいよ」
「A、君は黙っていろ」
ドラコに叱られ、小さくなって後ろに下がった。
「有名人のハリー・ポッター。ちょっと書店に行くのでさえ、１面大見出しかい？」
「ほっといてくれよ。僕は望んでいない」
「ほっといてよ。ハリーが望んだことじゃないわ！」
ウィーズリー家の女の子がドラコに対して口をきいた。ドラコは女の子を睨んだ。
人混みの中からロンとハーマイオニーが一山ずつ抱えて出てきた。
「なんだ君か」とロンがピーナッツバターのせいで手がベタベタするような不快の眼差しをドラコにかけた。
「あら、Aもいるじゃない」とハーマイオニーはAに手を振った。
振り返すとドラコに睨まれた。
「そんなに買い込んで、君の両親はこれから1ヶ月間飲まず、食わずだろうね」
ロンが女の子の鍋の中に本を入れてドラコに襲いかかろうとしたがハリーたちにコートを掴んでいた。
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薫子(プロフ) - Aikuさん» ミスの指摘、ありがとうございますm(_ _)m 何か他にもあったら教えてください (2019年1月17日 22時) (
レス) id: 2423171da8 (このIDを非表示/違反報告)
Aiku(プロフ) - とても面白い作品ですね！あと、少し思ったのですが、もしかしたらルリウスではなくてルシウス・マルフォイだと思います (2019年1月17日 22時) (レス) id: 2ed775bb4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫子 | 作成日時：2019年1月12日 23時
