#３５ ページ37
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つい、感情的になり大広間を出て行ったのをAは後悔した。
本当はこんな態度を取りたくない。
また、ホグワーツに入学する前の仲に戻りたい。
Aの頭の中はドラコに対する想いが巡る。
突然、小さな空き部屋の前で膝を地につきヒヤシンスを吐き出した。
紫色はAの心情とは裏腹に鮮やかだ。
「
花言葉はAの心情どおりだ。
「A大丈夫か？」
キレイな赤毛の好青年がAに駆け寄り、背中をさすった。
「気持ち悪いの？ この花はどこから来たのかい？」
レナードだ。
「私が……吐いたのよ……。花に触れないで……」
レナードは驚きを隠せていなかった。
「良いから医務室に連れて行って……詳しい事はマダムポンフリーに……」
レナードは気を失ったAを抱いて2階の医務室へと走った。
「マダムポンフリー、Aが花を吐き出したんだ！！」
レナードは入口に1番近いベットにAを寝かせて言った。
「花には触れていませんよね？」
「はい？ Aはどうして花を吐いたのですか？」
レナードがマダムポンフリーに尋ねると彼女は困った顔をしてこういった。
「とてもデリケートな問題なのです。まず、スネイプ先生とダンブルドアを呼びますから、あなたはここで待っていてください」
マダムポンフリーはレナードにゲロ袋を渡して忙しく走り出した。
光速の速さで物事が進み、レナードは状況の整理が追いついていなかった。
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薫子(プロフ) - Aikuさん» ミスの指摘、ありがとうございますm(_ _)m 何か他にもあったら教えてください (2019年1月17日 22時) (
レス) id: 2423171da8 (このIDを非表示/違反報告)
Aiku(プロフ) - とても面白い作品ですね！あと、少し思ったのですが、もしかしたらルリウスではなくてルシウス・マルフォイだと思います (2019年1月17日 22時) (レス) id: 2ed775bb4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫子 | 作成日時：2019年1月12日 23時
