#３ ページ4
「それにしても今年の教科書はふざけている」
と、ドラコが言った。続け様に
「呪文集以外、全てギルデロイ・ロックハートの本だ」
ギルデロイ・ロックハートは情報に疎いAでも、知っている人物だ。
甘いマスクの持ち主で全イギリスの魔女をトリコにしている人物だ。
「君もギルデロイ・ロックハート氏のファンかい？」とマルフォイ氏に聞かれたので首を横に振った。
そんな下らない話をしていると直ぐにダイアゴン横丁の入口、漏れ鍋の近くに着いた。
店内でドラコたちと別れたAは1人、ダイアゴン横丁に入った。
買う物が教科書だけだったのでゾンコのいたずら専門店でAはしゃっくり飴を買った。
これをドラコに食べさせてちょっとだけからかいたかったのだ。
次にチョコミントのアイスクリームを買って店内で食べていた。
もう少しで食べ終わりそうな時にドラコたちと合流し、ドラコもマルフォイ氏にねだってロッキーロックを買って貰っていた。
「ドラコこれあげる」
そう言ってさっき買ったしゃっくり飴を渡した。
何も疑わずにドラコはしゃっくり飴を舐めた。当然、しゃっくりが止まらなくなっていた。
「A！ しゃっくり、 飴を渡し、やがって！」
普段は見ることの無いドラコの姿を見てAとマルフォイ氏は大笑いした。
笑いは店内中に伝染し、ドラコが少し可哀想におもえた。
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薫子(プロフ) - Aikuさん» ミスの指摘、ありがとうございますm(_ _)m 何か他にもあったら教えてください (2019年1月17日 22時) (
レス) id: 2423171da8 (このIDを非表示/違反報告)
Aiku(プロフ) - とても面白い作品ですね！あと、少し思ったのですが、もしかしたらルリウスではなくてルシウス・マルフォイだと思います (2019年1月17日 22時) (レス) id: 2ed775bb4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫子 | 作成日時：2019年1月12日 23時
