ラピスラズリ2

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指定されたお店

勇人:いろんなのあるやん

パーティー形式だから
カラードレス１着
あとはアルバム撮影で純白のドレスを着るみたいで

「可愛いね！」

勇人:カラードレスから選ぶんやろ？

「うん」

勇人:俺これがいい

「ふふ…決めるの早いよ」

店員さんを呼んで色々試着することに

タキシードはどうされますか？

勇人:黒で！

黒ですね…いくつかお持ちします

「白は？」

勇人:絶対…嫌！

「グレーとかも似合うと思うよ」

勇人:じゃあグレーも

かしこまりました

試着室

「っ…苦しいー！」

スタ:我慢して笑

わちゃわちゃしてんな笑
しばらくすると

「勇人…出ていい？」

勇人:おー

試着室から出てきたAは
少しメイクアップされてて
言葉に出来んほど綺麗

「どう？」

やっと絞り出せたのが

勇人:似合ってる！

あー…俺のアホ

「このドレスね、色違いもあるの！」

そんなこと気にもとめず
色違いのドレスを体に当てて
こっちを向くA
いや可愛いすぎて直視できない

勇人:Aは赤かな

差し色で使われた
赤がAにはぴったり合ってる…気がする
そっちも似合うから絶対とは言えへんけど

「これでいいかな…」

勇人が決めてくれたドレスにしようって
思ってたからこれでもいいんだけど

尺的に…ダメかな？笑


並んでみてください

勇人が横にたってバランスをみるスタッフ

「ねね…」

勇人:ん？

「ファスナーちょっと下げて？胸元が苦しい」

勇人:めっちゃ谷間出来てるし…笑

「変態…！笑」

勇人:ワンサイズあげたら
ここら辺緩くなるんちゃう？

「だからこのまま我慢だって笑
勇人のタキシードは…あれ？」

勇人:候補な

「ライトグレーかっこいいじゃん」

勇人:Aが選んでや

Aちゃん！ヒールはきたい？

「ペタンコでもいいですよー」

了解ー

勇人:髪色…ドレスと似合ってる

「黒だったら浮いてたかも」

勇人:ティアラも付けてもらったん？

「うん…可愛いでしょ？」

勇人:おう…可愛い

「へへっ///」

うん、可愛い

勇人:結構、即決やったな

足のサイズお願いします

「24.0です」

これとこれ履いてみてください

ふたつを履いて

2人:こっちだね/やな


パーティーのドレス選びは終わり

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