2話 ページ2
気づいたらお皿の上のオムライスは綺麗になくなって、最近全然食べれなかったのに久しぶりにしっかり食べたな……
なんて思いながらお冷を流し込む。
この時にカタンっと音がして目の前にいちごのタルトが置かれた。
「……え？ボク頼んでないですよ？」
美味しそうないちごタルトが目の前にでてきて思わず目を見開いてマヌケな顔になってたと思う。
「美味しそうに食べて頂けて嬉しかったので、これはほんの私の気持ちです。……お嫌いでしたか？」
なんて眉毛を少し下げながら首を傾げてくる。
「嫌いじゃないです。むしろ好きです。……でもほんとにいいんですか？」
「はい、是非食べてください。では、失礼します」
そう言ってぺこりと可愛らしくでもマナーがしっかりしてるお辞儀をして立ち去る。
申し訳ないなって気持ちと同時に、オムライスがあんなに美味しかったんだから、このタルトもどれだけ美味しいんだろなんて思ってたら自然とフォークに手が伸びた。
何がコーティングされてるのかは分からないけど、いちごがピッカピカで上に細い多分飴の糸がかかってて、
嗚呼、早く食べたいな……
なんて思いながら一口食べると、
さっぱりのいちご、中に重すぎないカスタードにいちごのジャム的な何かが、またいいアクセントになっていてタルトもいい食感で、
どうしたらこんなに美味しいのが作れるんだろう……
また来たいな……なんて思いながらいちごタルトも頂く。
ふと、いちごタルトを食べながら思ったのは従業員が一人しかいない。
それとボク以外のお客が来ない。
こんなに美味しいのにみんな知らないのかな、勿体ないな、なんて自分も今日知ったばかりなのに少し優越感に浸る。
カウンター越しにお皿を磨いてる彼女が目に入る
バレないように、直ぐ目をいちごタルトに戻す。
まぁ今日がそういう日だったのかな……なんて思いながらいちごタルトを全部食べる。
ほんとに美味しかった、毎日食べたいくらいで
もう少しのんびりしたかったけどそろそろ作業に取り掛からないと作成に遅れが出るかな。
と思いお会計を済ませる。
最後に従業員の可愛らしい"ありがとうございました。またお越しくださいませ"の声を聞きながら店の外に出る。
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NA1067(プロフ) - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2022年1月13日 22時) (
レス) @page28 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
のあたむ(プロフ) - 朝寝坊さん» ありがとうございます〜とても嬉しいです〜！少しづつ更新していくので気長にお待ちください〜 (2020年8月10日 16時) (レス) id: e94136de42 (このIDを非表示/違反報告)
朝寝坊(プロフ) - すごく面白くて大好きです！！更新頑張ってください！ (2020年8月10日 3時) (レス) id: c527ab68f7 (このIDを非表示/違反報告)
のあたむ(プロフ) - あおい �兇気�» 突然の告白凄く嬉しいです〜〜！！ありがとうございます気長にお待ちください〜〜！ (2020年8月10日 1時) (レス) id: e94136de42 (このIDを非表示/違反報告)
あおい ��(プロフ) - 好きです(突然の告白)更新楽しみにしてます！ (2020年8月10日 0時) (レス) id: 119598e8b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあたむ | 作成日時：2019年9月17日 1時
