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あの告白から数ヶ月経った。

忘れるなんて出来るわけがない。
時間が経てば記憶は曖昧になっていくはずなのに、その出来事は今になっても、まるで昨日のことのようだ。

私は毎週日曜日、ある喫茶店に通っている。

_亮が連れてきてくれた喫茶店。
もうすっかり常連だった。


コーヒーを飲みながらなんとなく景色を眺めて、でもどこかで彼の姿を探している。

未だに会えないのは、ただ単に亮と来る日が被っていないのか、それとも彼がもうここに訪れていないのか。

自分が知らず知らずのうちに抱いていた気持ちに、私は今更気付いてしまった。

…会いたいのにな。

メールを送っても既読すらつかない。
電話をかけてみても繋がらない。

どうしようもないんだ。
だから、こんな風に彼の面影を探して、懲りずにいる。

やっぱり、今日もいない。

そんな落胆が重なる度に、もう会えないのだと諦めそうになって、でもやっぱり諦めきれなくて。

寂しくなって飲んだコーヒーは温かかったけれど、心まで満たしてはくれなかった。

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那奈(プロフ) - 続きがめっちゃ気になる!!大変だと思いますが更新頑張ってください!! (2020年4月16日 15時) (レス) id: 4a3fdbf345 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年4月7日 18時

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