私 は お 前 ら の オ ン ナ じ ゃ な い ！ 【2nd】

真宙くん！！ ページ26

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「真宙くん！！お待たせしました！！」


真宙「お。きたきた。
A忙しいもんね。逆に俺がありがたいよ」


「真宙くんも大忙しじゃん。
そんなこと言っちゃダメだよ？」




今日は、真宙くんとデート。
カフェで色々話すだけなんだけどね。

私が雑誌撮影が少し押してしまってて、
予定通りに行けなかったんだけど、
真宙くんは、何も無かったかのように逆に謝られる始末。

「僕はまだまだだよ」なんてすました顔で言ってるけど、私のために時間割いてくれてるの知ってるからね？

本当は久しぶりの休みで、
休みたかったんだろうけど私なんかに使ってくれるところ素敵だなって思う。

カフェラテかな。
わかんないけど携帯を持ってカフェラテを飲む真宙くんは本当に絵になっていた。

くそー！なんか悔しいぞ！






真宙「Aもなんか頼みな？」


「あ、うん。ありがとう。」


真宙「ここのホットレモンティーオススメだよ」


「うん。じゃあそれにする。」






スっと出されたメニューには、
何十種類もの飲み物が書かれてあって、
本当に目が回る気がした。

それに気づいたのか、わかんないけど。
「これ、おすすめだよ」って。

ありがとうね。
些細なことでもいいと思ってしまう私。




どうしちゃったんだろうね。






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