第102話 弟子�� ページ3
翌日の朝練終了後、心操はゼリー飲料をバッグから取り出した
相澤「心操、なんだ？それは」
心操「朝ごはんの続きです」
相澤「それは合理的にエネルギー摂取できるが、成長期はもっとちゃんとした物を食え。ほら、これやるよ」
相澤は何処からかおにぎりを2つ取り出して心操へ渡し、代わりにゼリー飲料を受け取った
心操が相澤から手渡されたおにぎりは、見覚えのあるアルミホイルに包まれていた
心操「中身は何ですか？」
相澤「…食べてからのお楽しみだ」
心操「いただきます」
口の中でほろりとほどけるご飯
絶妙な塩加減
そしてこの猫柄のアルミホイル
このおにぎりを作ったのはA先生だ
でも何故イレイザーヘッドが
心操「あ……」
相澤「どうした？」
心操「焼きたらこでした」
相澤「嫌いか？」
心操「いえ、好きです」
相澤がゼリー飲料を一瞬で吸い上げると、心操は2つ目を口にしながら話し始めた
心操「俺、保健室に良く行ってるんですけど…扉を開けると、消毒液に混じってうっすらとA先生の匂いがするんですよ」
相澤「……？」
心操「それで最近、イレイザーからもA先生と同じ匂いがする事に気付いて」
至極当然だ
拘りのない俺は、同棲を始めてからシャンプーも洗剤も何もかも彼女の物を使用しているのだから
心操「それにこのおにぎりも…、点と点が線で繋がりました。A先生と一緒に暮らしてますよね？」
相澤「……」
心操「あ、別にプライベートを詮索しようとした訳ではなく、そうなのかなと思っただけです。すみません」
相澤「…心操は口が堅そうだから大丈夫だと思うが、口外はしないでくれ。後、なんでおにぎりでわかるんだ？」
心操「このアルミホイルですよ。イレイザーがこんなかわいい物を買うとは思えないし、昨日、A先生からも貰ったので」
彼に渡されたそれを見ると、確かにこれは自分では買わないなと思った
ちょっと待て
何度か職員室のデスクの上に置いたりもしてたぞ
相澤「全然気付かなかった…猫か」
心操「猫好きですか？」
相澤「嫌いな奴はいないだろ」
心操「まあ、そうですよね。ところで、A先生とはどうやって付き合う事に？」
相澤「プライベートは詮索しないんじゃなかったのか？」
心操「そうは言っても気になります。大丈夫ですよ。俺、口は堅いので」
この後、相澤は心操から質問攻めにあった
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さくら(プロフ) - はるさん» 私も大好きなんですよ。だからめちゃくちゃわかります！！更新、楽しみにしてくださってありがとうございます。いつも遅くてすみません…完結に近付いているので頑張ります！ (2021年8月24日 14時) (
レス) id: 4e23a63de8 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 相澤先生のデレ、！！プレマイ、相澤先生の夢小説読み始めてからすごい好きになりました、笑笑こーゆー副産物ありますよね((あれ、そんなことはない？私だけ?笑笑))更新いつも楽しみに待ってます！応援してますっ (2021年8月24日 13時) (レス) id: 417ffa247e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2021年8月13日 0時
