第118話 プリンセス ページ19
ミッドナイトに写真を沢山撮られている内に、校長との待ち合わせ時間が近付いてきた為、Aとミッドナイトはエレベーターで1Fへ降りた
丁度隣のエレベーターからも誰かが降りて来て、自然とそちらに目が向いた
視線がぶつかり、トクンと胸のときめく音が聞こえた気がする
今、一番会いたいと思っていた彼が目の前にいた
オールマイト「え！？A先生…？一瞬誰だかわからなかったよ！プリンセスみたいだね」
彼と一緒に降りてきたオールマイトに声を掛けられてハッとした
『あ…ありがとうございます。ミッドナイト先生にメイクして貰ったんですよ』
ミッドナイト「素材が良いから楽しかったわ」
オールマイト「本当に素敵だよ！ね？相澤くん？」
相澤「え…？まあ、そうですね…」
彼もまたパーティーに出席するようなフォーマルスーツを着用しており、髭も落として髪も整っていた
『相澤先生、お仕事って…？』
相澤「校長がパーティーに出席するらしく、俺はその護衛を頼まれた」
『え？私も校長先生の同伴者として出席するんです』
オールマイト「ふ、二人とも！そろそろ時間じゃない？」
ミッドナイト「そうよ。校長を待たせるなんてダメよ」
オールマイトとミッドナイトに急かされた二人は、寮を出て待ち合わせ場所へと向かった
オールマイト「ねえねえ、ミッドナイト。彼女、オードリー・ヘプバーンみたいだったね」
ミッドナイト「あのドレス、本人が着ていた物らしいですよ。リカバリーガールの私物ですって。1000万以上するって噂…」
オールマイト「えぇ！？あのドレス、そんなにするの！？」
ミッドナイト「それよりオールマイト…演技が下手！相澤くん、気付いたんじゃないかしら」
オールマイト「ご、ごめん…サプライズなんてなんだかドキドキしちゃって…」
待ち合わせの5分前に相澤のスマホに校長からの着信があった
根津「本当は今日、パーティーなんて無いんだ」
相澤「……？車も既に来てますが…？」
根津「相澤くん、誕生日おめでとう。これは僕達教師全員からのサプライズプレゼントさ！運転手に行き先は伝えてある。二人でゆっくりしてくると良いのさ！急用の時は連絡するよ。それじゃあ」
ブチッと電話が切れて、相澤はため息をつき頭をかいた
『相澤先生…？校長先生は？』
相澤「…パーティーなんて無いそうだ」
『え…？』
相澤「説明は後だ。とりあえず乗るぞ」
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さくら(プロフ) - はるさん» 私も大好きなんですよ。だからめちゃくちゃわかります！！更新、楽しみにしてくださってありがとうございます。いつも遅くてすみません…完結に近付いているので頑張ります！ (2021年8月24日 14時) (
レス) id: 4e23a63de8 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 相澤先生のデレ、！！プレマイ、相澤先生の夢小説読み始めてからすごい好きになりました、笑笑こーゆー副産物ありますよね((あれ、そんなことはない？私だけ?笑笑))更新いつも楽しみに待ってます！応援してますっ (2021年8月24日 13時) (レス) id: 417ffa247e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2021年8月13日 0時
