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引越し2 ページ4

side虫眼鏡


今日からAと僕の家で同棲する。
やっと一緒に住めると思うと、テンションが上がって部屋の掃除を念入りにしてしまう。


彼女は錦のキャバクラ のオーナーをやるらしい。
また、夜職をやることは少しは抵抗感があったけど、彼女のやりたいことなら応援したい。
それに、僕も昼夜逆転になりがちだから生活リズムを合わせやすい。


彼女を名古屋まで迎えに行く。


駅の前でキョロキョロしている彼女を発見した。
仕事を辞めてから、髪色も服装も落ち着いてサングラスもしなくなって、彼女はだいぶ街に馴染めるようになっていた。



虫「わっ!」


後ろから驚かしてみると


A「びっくりした!もう、心臓止まるかと思った」



そう言って笑う彼女はとってもかわいい。



一緒に車に乗って家まで移動する。
家に着いた。


虫「おかえり、A」


A「ただいま、これからお世話になります。」



2人で微笑み合う。



この瞬間がとっても幸せで、これからずっと一緒にいれるなんて夢のようだ。



後ろから抱きしめて



虫「ずっと一緒にいてくれる?」



と聞いてみると



A「もちろん」



と言ってくれる彼女が僕は本当に好きで



優しいキスを落とした。

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作者名:はるか | 作成日時:2020年12月19日 10時

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