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2時限目も無事終了し休み時間へ入る
流星「あの、2年生の教室行きたいんやけど…上の階行けばすぐかな？」
休み時間に入れば流星くんは2年生の教室に行きたいと言った
多分だけど同じ転校生の人に会いに行くのかな？
「中央階段を上がればすぐだよ！もしならついて行こうか？」
流星「ううん、大丈夫やと思うから1人で行ってみる」
「そっか、行ってらっしゃい」
私が行ってらっしゃいと言えばニコッと笑ってから軽く頷いて、教室から出て行った
さっきはすぐに授業始まっちゃって考える時間なかったけど…
ヴァンパイアか…
何かあればすぐ俺のとこ来ていいからね、って阿部ちゃん先生が言ってくれてたし、もしものことが起こったら行こう
なんて考えていれば前の休み時間のときにキャーキャーしてた女子たちがこちらへ来た
女子生徒1「流星くんともう仲良くなった？流星くんもヴァンパイアなんだよね？」
「えっ、まぁ…そうっぽい？」
女子生徒2「やっぱり？隣のクラスのイケメンの子もいいけど可愛い系の流星くんに血吸われてみたいかも〜！」
流星くんがヴァンパイアなのかを確認したあとはすぐにここから去りつつ会話を弾ませている女子たち
そうだよね、流星くんもヴァンパイアだから血吸うか…
でもなんか流星くん可愛いし、血を吸うとこを全く想像できなかった
友達「ははっ…なんか、大丈夫…？」
「あ、うん。大丈夫だよ」
この子は友達の絵理(えり)。中学から仲良くしてくれる子で私の特別な血のことも知っている
絵理「たくさん来たみたいだし、何かあれば相談してね？微力だけど力にはなるからさ」
「ありがとう。何かあったときはよろしくお願いします(笑)」
絵理は優しいし頼りになるしっかり者だから何かあったらほんとに相談しよう
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作者名：かえで | 作成日時：2020年5月14日 23時
