ー*. 甘い香りが僕を誘う .*ー２【Ryusei.O】 (ページ5)

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流星「あのな、僕…実はーーー……」

ゆっくりと喋りだした流星くんの次の言葉を待った

流星「えっと…怖がらないでほしいんやけど…」

さっきまでじっと見つめていた目を泳がせながらどうしようという雰囲気だし不安そうな表情をして話しているから、話しやすいようにしたほうがいいよね…？

「大丈夫、怖がらないよ？なんでも受け入れる！」

流星「あ、ありがと…僕も、実はヴァンパイアなんよ…怖がらせたくないから言おうか迷ってたんやけど」

「私当たったね(笑)この学校既にヴァンパイアいるから全然平気だよ。変わらず仲良くしてくれると嬉しいけど…」

流星「いやいやっ！それはこっちの台詞やん！これからも仲良くしてくれる…？」

うっ、上目遣いで言ってきてとても可愛い！

「もちろんするする！」

流星「よかったぁ」

なんて会話をしていれば休憩が終わり2時限目の始まりを告げるチャイムが鳴った

次の授業の準備をしつつ、また流星くんの方をちらっと見れば先程の少し不安そうな表情ではなくなっていたからちょっと安心した