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お母さんとお父さんとまふゆお姉ちゃん、誰にも似ても似つかない容姿を持つ私は自分の顔が嫌いだった。
近所のおばあさんには父と母の不貞を疑われ、クラスメイトには血縁関係を疑われる始末。
そんな日々に嫌気が差していたとき突如としてそれは起こった。
インターホンが鳴り玄関を開けると私と同じような金髪の髪を持つ美男美女の二人組が立って此方をじっと見ている。
「…あの、なにか?」
「お兄ちゃん!やっぱり…」
「ああ…そうだな」
黙っていた男の人の方が遠慮しがちに口を開いた。
「…十数年前、貴方の産まれた産婦人科で子供の入れ替わり事件があったみたいなんだ」
重々しく、彼は言った。
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作者名:やっふ | 作成日時:2023年11月7日 22時