▼ 青い監獄に愛され狙いが出現した ２【ブルーロック】

「話を聞くだけ……」 ページ3

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「ええ……ならサッカーについて何か教えんの？」


　


人体の急所突けば上手いこと戦闘不能になるかもよとしか言えない。


　


【サッカー知識のカケラも無いお前に原石共の育成なんかさせられるか。何でも暴力で解決出来るような世界線じゃねえんだよ。道徳心がフワフワなお前に指導を頼むくらいならサッカーに興味を持ち始めた5歳児に頼むわド低脳が】

「メンタル盛大にボコられたバイトに容赦無く包丁突き立てるじゃん」



痛えよ流石に。


　


【お前は奴らの話を聞くだけで良い。言うなれば痰壺みたいなもんだ】



「マジでこの世で一番最悪な例え出すじゃん」


　


え？これから選手たちから痰喰らわされるってこと？
は？流石に道連れにする覚悟で殺しに行くんだが？



「話聞くだけ……」

【それなら単細胞幼稚園児でも出来るだろ。お前はただバカみたいに「流石ですね〜！」とか「凄いですね〜！」とか大はしゃぎして言えば良いんだよ分かったか】

「ここをキャバ＊ラか何かにしようとしてんのか」



ゴッツイメイクとかしたら良いの？つーかそんな明らかなおべっかとか使える人間じゃないんだけど。



「ハイハイ分かったよ。愚痴吐き出しのお手伝いってことね。いつからやんの？」



【5分後に開始する】



「時間管理能力バカになってんのか」



静電気並みの電流が両腕に流れた。控えめだけど十分痛えんだよ！！！


てか5分後って何だよ何もできないじゃん、とりあえず机の上に置いてある箱を見る。……大量の生/理用品やら薬が入っている。アンリさんかな？ホントあの人優しいよな。量多いけど。

適当に取った薬を水で流し込み、ちょっとぼーっとしてからそういや着替えてないなと下を見る。いつの間にかメイド服ではなくTシャツ姿になってる。


襟元を指で摘み中を確認。巻いてたサラシが外されブラが見える。アンリさんかな？



服に手をかける


　


【わーー！！！Aちゃん待って待って待って！！】


　


「っビックリした、アンリさん？」

【ゴメンねAちゃん！色々言いたい事あるけどまず体調はどう？】

「絶不調だけどアンリさんの事を思えばヘッチャラ」



仕事押し付けたってのもあるし。



【う〜〜〜んありがとう。それでえっとね、Aちゃん。着替えるのは隣の部屋にしてくれる？】



「面倒なんスけど」

【待ってってば！！！】



服に手をかけながら言えば絶叫のような声がスピーカーから流れ思わず耳を塞いだ。



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