坂の上の一等星 (ページ6)

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《もう、これは聞くまでもないと思いますが、桜司、判定の方を、お願いします！》
『はい！優勝は…ヤングチームです！』
【予想どうりの結果】
ヤ「イェーイ！」
《さぁ、最後にね、桜司にVTRがあるということで、見てみましょう》
(生誕祭のVみたいに、赤ちゃんの頃からの写真が後ろに流れてると思って読んでください)
［乃木坂46桜司蒼空
2002年生まれの最年少メンバー
そらという響きは、英語のsolarつまり、太陽から取っており、太陽は世の中にひとつしかないものだからみんなにとってかけがえのない存在になれるように、そして太陽は月を照らして輝かせているから自分だけが輝くのではなく誰かを輝かせられるような存在になって欲しいという願いを込めて、蒼空という漢字は、曇りがかったどちらかと言うと灰色の空を表す。人生ずっと明るく、楽しくは居られないだろうから、ちゃんと休む時も作って欲しいという願いを込めて、そして、ふりがなは漢字の上にふるのが一般的で、曇りがかった“蒼空”の上に太陽の“そら”が乗っかることでどんなに辛く苦しい時でも必ず光が差し込むという願いが込められている。
…
多言語を操り、運動神経もよく、頭脳明晰、容姿端麗、絵に書いたようなお嬢様。常に周りを見ていて、最年少ながら外仕事も多くこなすまさに完璧という言葉が似合う人。
しかし、桜司は言う。自分には何も無いと。乃木坂のために何も出来ていないと。周囲からの評価を良くも悪くも素直に受けとらず客観視する。自分の現状に満足せず、常に限界以上を求める。弱冠9歳にしてそのように自分を高められるようになったのは、ある人を目標にしたからだという。それは…
乃木坂46のメンバー。みんなが自分を犠牲にしてまでグループのため、乃木坂のために色々なことをしている。楽屋ではみんな笑顔でいるけど、1人になって泣いているメンバーもいる。他のメンバーに心配をかけないように、気遣ってくれる。ライバルだけど同志。メンバーのためならなんでも出来ると桜司は言う。
桜司蒼空。彼女が見ているのは目の前の景色ではなくて、もっと先のもっと素晴らしい景色なのかもしれない。お姉さんメンバーに支えられ、お手本にし、今日も全力で坂を登る。］
《はい、メンバー、涙ぐんでますけど》

名前の由来は、実際のものです！
こんなに考えてつけてもらえて、両親に感謝しかないです。