俺の幸せ。ー5人で生きるーpart.3 (ページ22)

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122話 side雅ページ22

今日は朝だけニノに会いに行く。

お菓子とかなんか持って行った方がいいかな？

でもお菓子だとみんな持ってくから食べきれないよね。

だから俺が読み終わった漫画を持って行くことにしたんだ。

そんで着いてからは明るくいこうと思ってテンション高めで行ったんだ。

雅「あ、これこれ。お菓子より喜ぶかと思って持ってきたんだ。また読んでよ？」

和「なに？それ」

雅「読み終わった漫画だよ。貸したげる！」

そういうとニノの顔がぱぁっと明るくなったんだ。

和「ほんとっ？嬉しい、暇だったんだよ」

雅「え、病人なのに暇なの？」

和「もう、それ潤くんにも言われたの。病人なりに暇なんですぅ」

雅「あひゃ、同じこと言われたの？おもしろーい！」

和「ぶぅー、なにも面白くない！」

ふくれてるニノが可愛かった。

それにすごく楽しかった。

ニノとの楽しいやりとりは久しぶりだったからね。

そっから仕事の時間ギリギリまでここにいた。

雅「あ、時間。これから仕事なんだ。また来るから欲しいものあったらいつでも連絡して？」

和「うん、ありがと。また違う漫画持ってきてね？」

雅「うん、分かった。じゃあね！」

ニノのおかげで仕事頑張れるよ。

自分の車で現場に向かった。