雪の花ー2ー

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JK「これ食べないの？」
『もう、お腹いっぱい』
JK「貰うわ」
『どーぞどーぞ』


グクとご飯を食べ始め、ちょこちょこ質問に答えながら撮影を進める


「いつも、こんな感じですか？」


JK「こいつ少食なのにいっぱいよそうから俺が残り食べます」
『食べれる気がするんですけどね、結局グクのお腹の中にあります』
JK「そろそろ知れよ自分のキャパ」
『とか言ってたくさん食べれてラッキーって思ってる』
JK「う、」
『図星』


「本当に仲良しですね」


JK「気を使わなくていいだけです」
『まぁ確かに、楽なんです、なんか似てるんですよ』
JK「似てる、うん、そんな感じです」


私の残りを綺麗に食べながら答えるグク


『ちょっと、』
JK「ん？」


「きゃーーー！」


『え』
JK「なにごと」



「今の、ってナチュラルですか？」


今のって何、あえ？口拭いたやつ？


『ナチュラルですよね？』
JK「うん、何か変でしたか？」


「いや、なんでも」


口についていた物を私が拭いた場面で周りの方達が盛り上がったみたいだった


『もうこういうのやめた方がいいのかな』
JK「わかんない」
『それな』
JK「やばい、眠くなってきた」
『それで寝るからバカになるんだよ』
JK「よっしーに、教えてもらう」
『ナムジュニオッパがいるじゃん』
JK「怖い」
『なら、私に貸してくれ』


そのあとも撮影のあれでわざわざクラスまで送ってもらって、帰りも一緒に下校


四六時中一緒にいた気がした


JK「密着ってがちの密着だったな」
『ね、クラスでの様子も撮られた』
JK「友達いないことバレるじゃん」
『ユノがいなかったらバレてたね』
JK「俺初めて挨拶したわ」
『もっと愛想良くしないさいよ』
JK「結構よかった方だけど」
『そう？』
JK「仲良くなってみたいとは思うよ」
『思ってなさそうな言い方』


グクとはその後の歌収録が一緒だから現場まで一緒に移動した


ユノともっと話したかったなぁ
いつもならお昼食べるから、でもユノに友達がいた
私以外といるところ初めてみたけど楽しそうにしてた


ちょっとだけ嫉妬しちゃった

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