雪の花ー2ー

・ ページ29

JK side

だからもしかしたらグクと同級生かもなんて言ってたくせに休学することはなくテスト期間だけ帰ってきて特別室でテストだけ受けて帰って行ったらしい


しかもほとんど満点で学年で2位
わけがわからない


NJ「さすがだな、やっぱおれが教えたから」
JK「えヒョン教えてたの？」
NJ「ほんとあの子すぐ覚えるんだよ、天才」
JK「俺には教えないじゃん！」
JM「覚える気ないからでしょ笑」
JN「ほんと勉強だけできないよねー」


散々言われた、別にいいけど

俺たちは俺たちでデビュー3年目でようやく人気グループと言われるようになり今までみたいに簡単に会いに行けなくなって


A：歌聞いたよ！これ聴きながらセリフ覚えてるの


とにかく連絡だけずっと取り続けている

そういえば去年の誕生日、Aからお返しでもらったピアス。いつも大切な時とかにつけててちょうどAが見てくれた番組の時もつけてたから嬉しいって連絡が来た


Aだって雑誌とかバラエティ番組とかでずっとつけてくれてるの知ってる


JK：これつけて今日も頑張るわ


自撮りをつけて送れば


A：私もつけてる！


ほんと上手いよな、乗せるの
Aが俺に恋愛感情なんてないのは1番俺がわかってる

誰よりも近くにいるつもりだし、なんでも知ってるから
それなのにただただ好きが増すのはなんでなんだろう

ほんとバカだなって思う

いつかあいつの気持ちが俺に向いた時にはちゃんと伝えたいからさ、早く忘れてくんなぁーかな

・→←distance

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す