雪の花ー2ー

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『無理無理無理、ちょ押さないでよ』
JK「俺のが無理、え、戻る？」
『その手が』


YG「ねぇよ」


車から出てきたのはオッパたち、しかも勢揃い
いつもみたいに優しそうに笑うジミニオッパだけが救いで


JN「さて、これを言い出したのは」
『こいつです』
JK「おい、売るなよ」
JN「ヒョンたちいつも言ってるよね？やっていいことと悪いことあるって」


もうそれはそれはいつも優しいジニオッパから聞こえる声じゃなくて顔も上げられない、まだ繋がっていた手を強く握れば何か決心したように話だしグク


JK「だって、こいつが元気なさそうだったから」
HK「Aが？」
JK「いつもと違かったから気分転換にと思って」
NJ「友達を思って行動したってこと？」
JK「ん」


なにそれ、全部私のために


JN「ジョングガ」


近づいてくるオッパにもう叩かれると思ったのか下を向いたグク、だけど違かった


JN「えらい！！うちのグク、偉いよ！」
TH「聞いた？Aのために自分が悪者になってまでこんな」
JM「感動、さすがグガ」


いやなんか違くない？


JK「びっくりした」
『あんたもおかしいこのこのグループも大概だったわ』
JK「おい、」
『でもありがと、グクのおかげでなんかスッキリした！』


そっか、今日笑ってなかったかもなんて思った


JK「何でもいいからちゃんと話せよ」
『ふふ、ん笑』
JK「その顔やめろ」
『なーに？笑』
JK「やっぱやめときゃよかった」


学校の目の前でこんなことしたもんだからこの光景がSNSに広まった。そして私たちの逃走劇はいつの間にか世間に知れ渡って、カップルコンビじゃなくて不良コンピって呼ばれるようになった


結局ユノとはその後も戻れなくて番組で会うたびドヨンオッパが焦ってた

そんなのも今日で終わりで、これでユノとはもう普通にも戻れなくなっちゃうかもなんて思ったら結局1人で泣いた

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