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『ちょっとちゃんと目を開けて歩いてください』
JK「無理、マジで無理」


5時まで続いたゲームのせいで起きることを諦めたけどばかなのに学校行かないのは良くないからって叩き起こして、一緒に登校してる


『マジでしっかりして、さっきから勘違いされてるから』


周りは私たちが2人で登校してるめずらしさと多分だけど距離の近さに叫んでる。それもそうだ、ほとんど学校にはいない2人で来たかと思えばこんな距離感で歩いてるんだから


『重いってば』
JK「がんばれー」
『重すぎ、ぶ』
JK「あぁ?そんな細いからだろ」


ほらって私の腕と自分の腕をわざわざ手を繋いだまま比較する。確信犯だなこれ。


JH「あ、」


JK「あ、どーも」


今日一番会いたくなかった人がなんでこう言う日に限ってあっちゃうかな


『おはよう』
JH「ん、おはよ」


ユノはいたって普通だし


JK「ほら、止まるな歩け」
『重すぎて進まないの』
JK「マジで一緒にトレーニングする?」
『絶対やだ、きついもん』
JK「俺が教えてやるのに?」
『それが嫌なの、てかどこまでついてくるの』


こっち2年生の教室だけどと伝えれば


JK「久しぶりだから緊張してるだろうなって思って」
『してない』
JK「図星だ笑」


しかもなにが気まずいって絶対会話ユノに聞こえてる


JK「はいお嬢さん、お昼また来る」
『まだ一緒に食べるなんて言ってないけど』
JK「1人で食べれるっけ?」
『もううるさいな』
JK「はい行ったー」


「きゃー!!」


グクは私の頭を撫でてから颯爽と自分の教室に行った
まだ授業も始まってないのにすごく疲れた


しかも横からはすごく視線を感じるし
感じるけど喋りかけてはこない


別に喧嘩してるわけでもない
そんな関係でもないから、
いつもなら授業の間も話すけど今日は違う
でも誰かと話すわけでもなくただ私をみてる


お願いだから早く昼になってくれ
いつもならこの時間が最高に楽しい時間なのに


グク「おーい、起きろー」
『ん、え』
グク「お前俺にはちゃんと授業受けろって言っておいて自分は寝てるわけ?」
『嘘、寝てた?』
グク「完全に、マジで腹減ったんだけど?」


時計を見てみればお昼になってもう10分すぎてた


『よく待ってられたね』
JK「寂しいかなって思って」
『ありがと』
JK「うわ、素直」
『もう、うるさい早く行こ』

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りお(プロフ) - すこ゛くおもしろくて続きがすごく気になります‼︎続きが気になるのでパスワード教えていただきたいです🥺 (11月23日 23時) (レス) id: d39d7508a8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴこ(プロフ) - 初めまして、とても続きが気になります!パスワード教えてほしいです(T_T) (11月5日 2時) (レス) id: 67b50184c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nnko0310rq | 作成日時:2023年6月18日 22時

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