パイナップルは嫌いだけど、骸は好きっすね！…そんな僕は骸の成り代わりです。クフフフ！ (ページ1)

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プロローグページ1

ある所に、男女共にモテる人間がいました。

その人間の名は八雲・A

生まれつきの美形・綺麗な体・美しい声

男女共に憧れの存在である

毎日靴箱には大量のラブレター、それをAはただの紙屑の様に扱っていた

そんなある日・・・

貴「っフフ・・・こんな物は紙のムダずかいですよ。まったく」

女「あ、あの！！」

貴「何でしょうですか？」

Aの綺麗なオッドアイに見つめられ、女は顔を真っ赤に染めた。

女「え、えっと・・・これ受け取ってください！！///」

貴「わっ！・・・・あ！ちょっと待ちなさい！！」

女はAに手紙を押し付ける様に渡すと、猛スピードで廊下を走り去った

貴「ハァ・・・どいつもこいつも迷惑なんだよ・・・(ボソっ」

？「おーい！！A－！」

貴「何ですか・・・？美緒さん」

美「も―！！他人行儀な！美緒って呼んでよ！！」

貴「すみません。これは癖なもので」

美「ふ～ん・・・あ！？又ラブレター貰ってる！」

貴「五月蠅いですよ？」

美「五月蠅くないよ～だ！」

それからAと美緒は教室まで一緒に楽しくお話をしていた。

美「じゃっ！またあとでね～！」

貴「あ！美緒さん待ってください！」

美「ん～？」

貴「このラブレター、体育館裏に来てくださいって書いてあって・・・」

美「わかった！今日は他の子と帰るね！」

貴「すみません・・・」

美「い～の！気にしないで？それじゃ！」

貴「はい」

そして学校は終わり・・・

貴「来ましたよ・・・？」

女「あ！A先輩！！」

貴「用件は何ですか」

女「は、はい！そ、その・・・付き合って下さい！！」

貴「・・・ハァ、ごめん。無理です」

女「な、何でですか！？こんなに頑張って綺麗になってA先輩に相応しい女になったのに・・・！！」

貴「・・・誰も、貴方に僕の為に綺麗になれ。と言ってませんよ？」

女「・・・・な・・・し・・る！！」

貴「なんですか？」

女「誰かの物になるくらいなら・・・私が殺してやる！！」

貴「ハァ・・・僕は物じゃないでｓ・・・(グサッ！)」

貴「ガフッ！！うっ・・・！」

女「あは、あははは！！これでA先輩は私だけの物だ！あはは！」

貴「(嗚呼、これで僕の人生は終わりですか・・・せめて最後にリボーンの骸様を眺めていたかったですね・・・←)」

そしてAの人生は幕を閉じた