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今思ったが糸師の膝の上に頭乗っけてねぇか?膝枕じゃねぇか?気づかなかった俺、バカ...??
もしかして糸師が気を聞かせて寝てる間にやってくれたのかもしれない。糸師ってそういうとこかわ___
「愛してる。」
『ッ、俺も』
あっぶねぇなオイ!!!多分顔には出てないが一瞬詰まってしまった。ぎ、ぎり続けられる、?セーフ??セーフだろ。
すっ、と起きてこちらに糸師の顔をむける。うーんツラがいいなぁ......よし、と今まで言ってきたおふざけの塊みたいな言い方ではなく本気で、本当に告白するみたいにお前に言うよ。
『ずっと、ずっと前から愛してるよ、凛。』
___だから俺のものになって。
そう言ってからぎゅっと抱き締める。糸師の顔は怖くて見れないが返事がなかなか帰ってこないのでちら、と見る。
『え』
「ッ、こっちみんな。殴るぞ。」
半泣きになって頬を染め、手で口の辺りを隠す糸師をみてこちらもじわじわ先程の恥ずかしさが込み上げてくる。
え?邪魔だとか黙れとか散々言っていたあの糸師が俺の告白で照れた?じゃあなんで半泣き??よくわからものがどんどん増えていく。
『え、あっ、て、照れた糸師の〜負、け?』
にへらと笑いながら言うがこちらも泣きそうなのだ。ずっと好きだった糸師が近くにいてしかも俺の言葉で照れていて、手に入らなかったものが懐に入った気分。
「...ゲームとか、そんなんじゃなくて俺は、お前のこと__」
ずっと待ち望んだ言葉が今聞けるんじゃないかなって、
「だ、だい、きらい。」
思ったんだけどなぁ...
『はは、俺はマジで、ゲームとかそんなんじゃなくて愛してるけどな。』
「っ、バカだろお前、男に言うようなことじゃねぇ」
『うん、お前が俺を男として見てくれてるからいいや。』
心臓の音が糸師に聞こえてないか心配になる。
そんな心配をよそに、糸師の顔が近付いてきた瞬間、口にちゅ、とかわいいキスが。
「俺だって愛してるよ、俺にこんなことをさせるぐらい。」
次の日から一緒に寝るようになったのはまた違うお話。
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わわわ(プロフ) - jやよさん» わーい!!jやよさん、いつもありがとうございます!!!!他人に応援されるのはやっぱ嬉しいですね...へへへ...頑張って更新していこうと思います〜!! (2023年2月9日 21時) (レス) id: 3d85c557d8 (このIDを非表示/違反報告)
jやよ - 続編おめでとうございます!これからも応援させていただきます!無理しない程度で頑張ってください! (2023年2月9日 5時) (レス) id: 7c8c23da7c (このIDを非表示/違反報告)
餅太郎0409(プロフ) - わわわさん» わ〜!!ありがとうございます!楽しみにしてますね! (2023年2月6日 23時) (レス) id: 2ec7772a57 (このIDを非表示/違反報告)
わわわ(プロフ) - 餅太郎0409さん» リクエストありがとうございます!!!なんかえっっ、な作品が書けそうなのでR18のほうにて投稿させていただいてもいいですか...?へたれ世一、かわいいですね...(確信) (2023年2月6日 22時) (レス) id: 3d85c557d8 (このIDを非表示/違反報告)
わわわ(プロフ) - jやよさん» いえいえー!こちらこそいつも助かっております!!千切くんは懐いたあいてにはどろどろに糖度高めの愛を注ぎそうだなって^^尊いと言っていただけて嬉しいです!モチベがめちゃくちゃ上がりました。大好きです。 (2023年2月6日 22時) (レス) id: 3d85c557d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モヨモヨ | 作成日時:2023年2月1日 1時