【USSS・AtR】BL短編集(・ω・)

skur　勘違い 2 ページ19

坂田side


あーもう！


志麻君変わってぇ…


俺やってうらさんとイチャイチャしたいぃ〜！


セ「俺の志麻君を睨まないでくれへんか坂田。」


『あ、俺睨んでた？』


セ「めっちゃ嫉妬心たっぷりの目で睨んでたで。…無意識かよ。」


『うん。無意識やったみたいやわ。
そーゆうセンラこそうらさん睨むのやめてくれん？』


セ「あ、睨んでたんか。」


『そっちも無意識か。』


セ「似たもん同士やなぁ。」


ていうかまーしぃ拗ねてへんか？


両想いかよ羨ましいなぁ！？
(情緒不安定)


ん？なんかひそひそ話しとる。


うぅ…


『何話しとるんやろ。』


セ「さぁ？」


『…告白せぇーへんの。』


セ「ん…そろそろかな。」


『マジか。』


セ「坂田も頑張りぃや？言うのもそろそろやろ。」


告白かぁ…うらさんにぃ…


『いやいや、俺はフラれる決定やん、無理やて。』


セ「…は？俺やって砕ける覚悟なんやぞ。」


いや、お前ら両想い確定やんけ！


この鈍感め！(特大ブーメラン)


セ「坂田も頑張りぃや、ほんま。」


『…がんばる、かぁ…
じゃあ、今から二人きりにならん？
うらさかとしませんで…』


セ「…ええん？急やけど。」


『もうええよ。砕けるわ俺。諦めつくし。』


悲しいけどしゃあないわ。


センラのためでもあるし。


『今逃したら、一生言えんから俺。』


セ「そっか。じゃ、もうする？」


『うん。うらさん連れてくわ。廊下に。』


セ「うん。坂田も頑張りや。」


『お前こそな。じゃ。』


さて、緊張するなぁ…


うらさん呼び出さな。


『…うらさん、ちょっとええ？』


浦「…え？いいけど。」


『じゃ、ちょっと来て。』


バタン


俺はリビングのドアを閉めた。


浦「…で、なに？」


単刀直入でいいや。俺らしいし。


頑張れ坂田！


『…あのさ、俺うらさんのこと好きやねん。』


浦「…へ？…」


ちょっ、黙らんといて()


浦「…それって、友達として？」


『…ううん。恋愛対象として…
気持ち悪いやんな、男を好きになるとか。』


浦「いや、気持ち悪くなんてないけど。」


ギュッ


！？！？


抱きついてた！？うらさんが…！？


嘘やん…


浦「…ただ、お前センラのこと好きなんじゃなかったのかって。」


『…センラ？なんで、』


何故センラ？


浦「…だって、異様に絡んでたし。」


『…それ言うならうらさんやってまーしぃのこと好きなんやろ？諦めさせてや。』

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