遭遇 ページ34
幻太郎とのデートは決まって、本屋さん。
幻太郎のオススメの本だったり、幻太郎の出版している小説だったり、私のオススメの本や小説も幻太郎に教えたりとお互いでシェアをしている。
まぁ、私は主に恋愛モノなんだけど……。
でも、さすがは作家さん。
幻太郎は「Aの趣味なら、この作品はどうですか?」と教えてくれて、試しに読んでみようという本も多くある。
A「やっぱり、幻太郎は作品をよく知ってるんですね。
私の好きそうな本もピンポイントで当てますし。」
夢野「それほどでもありませんよ。
祥生にとっては超能力みたいなものですからね」
A「超能力!?」
夢野「ま、それは嘘ですけどね」
A「っ、もう!!」
幻太郎の「嘘ですけど」に毎回振り回される!!
どれが嘘なのか本当にわからない!!
……本当のことはハッキリ言ってくれるからそこは反則すぎる……
夢野「…おっと、あっという間に12時になってしまいましたね」
A「え?」
手首にしている腕時計を見ると、12時前をさしていた。
よほど夢中になっていたのだろう。
A「やっぱり、好きな物を目の前にすると時間経つの早いですね」
夢野「確かにそうですね。
まぁ、まだ午後も残ってるので、近くのカフェに行きましょうか。」
A「はい」
私は笑顔で返事をした。
私たちは近くのカフェに来た。
いつものカフェと違って、こっちもオシャレなカフェだった。
店員「さ、こちらの席になります」
A・夢野「ありがとうございます」
私と幻太郎は席に座った。
メニューを見ていると、こちらを見て通り過ぎる人や、チラチラと見ている人がいる気がした…。
……もしかして、幻太郎さん……バレてる……?
夢野「ん?どうかされました?」
A「あ、いえ…。」
夢野「メニュー決まりました?」
A「あ、私は…」
メニューの名前を言おうとしたら、とある声にかき消された。
……それは、昔聞いたことのある声で……
??「あれ??Aじゃん!!」
あまり聞きたくはない、女の声だった
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パナキ - こちらも返信が遅くなりすみません_(._.)_全然!むしろ嬉しかったですよ!知っている方が他にもいて(^∇^) (2021年7月23日 14時) (レス) id: 5ca5f14791 (このIDを非表示/違反報告)
捺美(プロフ) - パナキさん» パナキ様 コメントありがとうございます(*^^*) 返信遅くなり申し訳ありません。実はそうなんです、不快な思いはされていませんでしょうか? (2021年6月6日 23時) (レス) id: 0d0d2a4518 (このIDを非表示/違反報告)
パナキ - 私も己○バンギャで、大好きなんです! (2021年5月22日 12時) (レス) id: 5ca5f14791 (このIDを非表示/違反報告)
パナキ - SNOWのメンバーの名前、V系の己○さんの名字じゃないですか!お好きなんですか? (2021年5月22日 11時) (レス) id: 5ca5f14791 (このIDを非表示/違反報告)
後輩猛禽類梟(プロフ) - 感動した (2020年9月9日 21時) (レス) id: 3e8c58d12c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:捺美 | 作成日時:2019年1月16日 20時